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引越し手続きの一覧
引越しは、梱包、搬出、搬入、荷ほどきだけでも大変な作業ですが、それ以外にも引越しに伴う役所への手続きなどもたくさんあります。
引越しに慣れていない人であればこれらの手続きをついつい忘れてしまう…なんてケースも少なくありません。
引越しに伴う手続きを忘れずにきちんと行うためには
引越しで必要な手続きを一覧にしてまとめて分かりやすくしておく必要があるでしょう。
ここでは引越しに関する手続きの一覧をまとめてみましょう。
引越しに伴う手続きには何があるの?!
引越しが決まれば計画的に様々な手続きを行わなければなりません。 引越しに伴う手続きは多くて、いつまでに手続きすればよいか分からないです…
手続きをどこでどうやってするの?!
教えてください。
引越しをする時には引越しに関する手続きをリストとしてまとめて一覧にしておくことで、手続き忘れを未然に防ぐことができます。
引越しに関する手続きは大きく分けて次の3つに分けることができます。
・役所で行う手続き
・ライフラインの手続き
・自動車、バイクの手続き
では順を追って手続きを見ていきましょう。
役所で行う手続き
引越しで必要になる手続きの中でも役所で行う手続きは最も多いです。
そして重要な手続きになるので、忘れずに行わなければなりません。また役所での手続きは手続き期日が定められているものが多いので、期日を守って引越しをするようにしましょう。
また手続きには必要な書類やものがある場合もあり、持っていくのを忘れてしまうと、もう1度役所に行かなければならず二度手間になるので注意が必要です。
役所で行う引越しの手続き一覧はこちらです
・転居届
・転出届、転入届
・マイナンバー
・印鑑登録住所変更
・国民健康保険の住所変更
・国民年金の住所変更
・検診補助券の交換
・児童手当の変更
・犬の登録
などがあります。
これらの手続きのほとんどは引越し後14日以内に行わなければなりません。
引越しをしたらできるだけすぐに役所に行き手続きを済ませておくとよいでしょう。
また引越し前に手続きが行えるものもあります。
転出届などは引越し前に行わなければならない手続きになりますので、引越し1~2週間前に手続きを終えておきましょう。
引越しに伴い役所で届を出す時に一番に行わなければならないのが、転居届、転出届、転入届になります。
・転居届は同一市区町村内で引越しをする時の手続き方法
・転出届・転入届は市外へ引越しする時の手続き方法
になりますので、どちらのかの手続きをすることになります。
下図であなたの引越しではどの手続きが必要になるのか調べてみてください。
転居届
同一市区町村内の引越しの場合には転居届の手続きを行います。
転居届は住民票を移動するためには必ず行わなければならない手続きであり、引越し日から14日以内の手続きが決められています。
届出場所は市区町村役場、代理人が手続きする時には委任状と代理人の印鑑、本人確認書類が必要となります。
転居届 | |
必要なもの | 本人確認書類、印鑑、国民健康保険証、 高齢者医療受給者証、乳幼児医療証など(該当者) |
届出先 | 市区町村役場 |
転出届・転入届
他の市区町村へ引越しする場合には、転出届、転入届を提出することになります。
この転出届、転入届も転居届と同様、住民票の移動のためには欠かせない書類となります。
他の市区町村への引越しをする時には、同一市区町村内の引越しとは違い、引越し前と後で別の手続きをしなければなりません。
■転出届
引越しする前の住所がある市区町村役場で手続きを行います。
転出届を提出すると、転出証明書をもらえます。
この転出証明書は転入届の際に必要になる書類でするので大切に保管しましょう。
■転入届
転入届は、引越しした後の市区町村役場の窓口で手続きを行います。
転出届 | 転入届 | |
必要なもの | 本人確認書類、印鑑、新住所がわかるもの、 印鑑登録証(該当者)、国民健康保険証、 高齢者医療受給者証、乳幼児医療証など(該当者) | 転出証明書、本人確認書類、印鑑 |
届出先 | 前の住所がある市区町村役場 | 引越し後の市区町村役場 |
備考 | 転出証明書を受け取る |
マイナンバー手続きもお忘れなく!
出典:総務省
マイナンバーは平成27年10月から始まりました。
このマイナンバーには住所の記載があるため、引越しをした際には登録情報の更新が必要になります。
マイナンバーカードを持っていないという人でも通知カードは全員もっています。
通知カード、マイナンバーを持っている人は必ず住所変更手続きが必要になりますので忘れずに手続きするようにしてください。
マイナンバー手続きで必要なものはこちら
・マイナンバーカードもしくはマイナンバー通知カード
・本人確認書類
・印鑑
・転出証明書
ライフラインの手続き
ライフラインの手続きとはどのようなものを言いますか?
ライフラインの手続きとは電気、水道、ガスなど毎日の生活に欠かせないものの引越しに伴う手続きになります。
固定電話、インターネット回線、新聞、郵便物なども手続きが必要です。
生活に必要不可欠なライフラインの手続きは、基本的には引越し前と引越ししてからそれぞれ手続きが必要になります。
電気、水道、ガスは地域によって管轄されている会社が異なりますので、同じサービスを引越し先でも利用できるとは限らないため、解約してから新しく加入しなおすという手続きになるケースもあります。
またライフラインの手続きは手続きに時間がかかってしまうと生活に支障をきたします。
特に引越し繁忙期と呼ばれる3月末~4月の引越しに伴う手続きは予約が取りにくく、手続きに時間がかかってしまう場合も多いため、早めに引越し業者に連絡するようにしましょう。
電気、ガス、水道のライフラインの停止、開始の手続きはどのタイミングで行う?!
電気、ガス、水道の引越しに伴う手続きはいつまでにしなければいけないという決まりは特ありませんが、3週間前~4日前までに手続きを終えているケースが多いでしょう。
遅くても引越し1週間前までに行っておくと安心です。
電気の引越し手続き
手続き方法は電力会社によって異なりますが、インターネットや郵送で手続きが可能な会社もあるので確認が必要です。
引越し退去時には、インターネットか電話で退去する旨を伝えます。
この際、電気使用量のお知らせに記載されている番号などが必要な場合があるので領収書を用意しておくとよいでしょう。
退去の手続きをきちんと行わなければ住んでいないのにその家の電気代をいつまでも払うことになりますので引越し前に必ず手続きを済ませておきましょう。
入居後は、インターネット、電話、申込書などで手続きを行います。
郵送の際には電気使用申込書を記載の上投函。
電話やインターネットでは電気ご使用量のお知らせを用意しておきましょう。
ガスの引越し手続き
退去時には引越し前に利用していたガス会社に届出をしますが、インターネットか電話でOKです。
その際、お客様ガス番号が必要になるため、領収書や検針票を用意しておきましょう。
入居後は引越し後に利用するガス会社に電話かネットで手続きを行います。
新居のガスの種類に合うガス機器を用意し、印鑑も必要です。
ガスの開栓には立会いが必要になります。
つまりガスは電気や水道とは異なり、自分で閉栓、開栓することはできないため、ガス会社に連絡をして立会いする必要があるのです。
水道の引越し手続き
引越し前と引越し後どちらとも手続きが必要であり、引越し前の手続きを忘れてしまうと旧住所の水道料金を支払い続けることになるので注意が必要です。
用意しておくとよいものとしては、お客様番号が手続きで必要になります。
お客様番号が記載されている領収書、検針票を手元に出しておきましょう。
入居後の水道手続きとしては申込書郵送、インターネット、電話かファックスでの手続きになります。
水道使用開始申込書を記載の上郵送するか、電話での手続きの場合には領収書を用意しておきましょう。
電話、インターネット、郵便・新聞などの手続きは?
固定電話の引越し手続きはインターネットか電話でが基本になります。
移転や新設に関しては立会い工事が必要になることもあるので、早めに連絡をしましょう。
携帯電話やスマートフォンに関しては住所変更が一般的になりますので、こちらも電話かインターネットでの手続きになります。
インターネットの手続きは、開通が時間がかかるので新居先の手続きを早めに行うことをおすすめします。
インターネットが開通するには工事が必要であり、申し込みから工事完了までに2~4週間程度かかります。
とくに引越し繁忙期はインターネット開通工事も立て込んでいる場合が多いため、できるだけ早く引越し手続きをするようにしましょう。
手続きは引越し後に利用する予定の回線会社、プロバイダーになります。
インターネットか電話で、工事希望日、引っ越し先住所を連絡するようにしましょう。
郵便物の引越し手続きは転送届を提出します。
この転送届は郵便局が以前の住所に届いた郵便物を無料で新しい住所へ転送してくれるサービスになります。
転送届は郵便局で転居届を提出すればOKです。
郵便窓口の他、郵送やインターネットでの申し込みも可能です。
郵送物の転送手続きは忘れずに行うようにしましょう。
その他、新聞の解約、銀行口座、生命保険、医療保険、クレジットカードの住所変更などの手続きも引越しに伴う手続きとして欠かせません。
自動車やバイクの手続き
陸運支局にいって車の住所変更をするようにしましょう。
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最低限知っておきたい引越し手続き一覧 ポイントは3つ
引越しに関わる手続きは非常にたくさんあります。
その中でも絶対おさえておきたいポイントは次の3つです。
- 役所関連
- ライフライン関連
- 車・バイク関連
一覧にしてしっかりと把握して全て手続きするようにしましょう。
一覧リストにして手続きをしたものにチェックしておけばわすれずにできますよ。
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