自動車、バイクの引越し、輸送

引越し時の車の輸送の料金相場 どんな方法がおすすめ?

引越し荷物の中に自動車がある方は多いでしょう。
車がある場合、最も簡単な輸送方法といえば自分で運転する方法になります。
しかしあまりに遠距離への引越しとなると自力で運転することができない場合もあるでしょう。

じゃあ車の輸送はどうするのがお得なの?

ここでは引越し時の車の輸送方法と、輸送にかかる料金の相場についてまとめてみましょう。

目次

引越し時の車の輸送する3つの方法

引越し時に車を輸送する方法は、どのような方法があるの?

引越し時に車を輸送する方法は、以下の3つの方法があります。

引越し時に車を輸送する3つの方法

引越し業者に依頼する

車輸送の専門業者に依頼する

自分で車を運転して運ぶ

引越し時のそれぞれのおかれている状況によって、引越し業者に車の輸送を依頼した方が良い場合もありますし、車専用の輸送業者に依頼した方が良い場合もあります。

または、近距離であれば、自分で車を運転した方が安くなるでしょう。

どの方法がお得になるのか?メリット、デメリットについてお伝えしていきます。

車の輸送を引越し業者に依頼する

引越し業者は、車の輸送をオプションサービスとして対応してくれます。

引越しの際に同時に車を輸送したい場合は、引越し業者に引越しの荷物の運搬や車の輸送のすべてをお任せすると、窓口が一本化出来て、比較的手間をかけずに済ませる事が出来ます。

見積もりも1回で済みますし、対応してくれる担当スタッフも1人になるので当日の手続き、対応も楽になります。
支払いも引越し業者だけになるので、何かと手間がかからず楽です。

ただし、実際に車を輸送してくれるのは、引越し業者でなく引越し業者が業務提携している、車輸送専門業者になります。

多くの引越し業者では車輌輸送専門業者に業務を委託しているケースがほとんどです。

そうなんだ!知らなかった~

そのため、引越し業者のオプションサービスを使って車の輸送を依頼すると、仲介手数料がかかり、直接に車輸送の専門業者に依頼するよりは、割高になります。

また、引越し繁忙期(2月、3月、4月)に依頼すると、更に料金が割高になります。

車の輸送方法としてよく用いられる引越し業者のオプションサービスを利用した輸送方法にもメリットデメリットがあります。

メリットとデメリットについて以下に紹介します。

車の輸送を引越し業者に依頼するメリット

メリットとしては、手間がかからずに簡単に車を運ぶことができる事です。

引越し依頼をした際に車の輸送の依頼も同時に行えば、手続きや見積もりが一回で済むので非常にスムーズです。
見積もり時に車の輸送費用を含めた金額で見積もり書を出してもらえるので価格交渉、比較がしやすいです。

メリット

長距離運転をしなくてもよい

手間がかからずに簡単に運ぶことができる

手続きや見積もりが引越し業者の一回で済む

価格交渉、比較がしやすい

車を引越し業者に依頼するデメリット

デメリットとしては車輸送の専門業者に直接依頼したり、自分で車を運転して運ぶより料金が割高になる事です。
仲介手数料がかかるため、他の方法よりはどうしても割高になってしまいます。

また、引越し繁忙期(2月、3月、4月)に依頼すると、車の輸送費用が更に割高になってきます。

デメリット

輸送料金が割高になりやすい

引越し繁忙期(2月・3月・4月)に依頼すると更に高額になる

引越し業者は割高になりやすいんだね。

車の輸送に対応している大手引越し業者

車の輸送に対応している大手引越し業者としては、
・ヤマトホームコンビニエンス(軽自動車から大型バイクまで幅広くとりあつかいしており、オンラインで車の輸送料金をチェックできる)
・日本通運(専門の陸送会社と提携している、国産車~外車まで対応、乗用車だけの輸送もOK)
・アート引越センター(引越しのオプションサービスとして車の輸送をしている)
・アリさんマークの引越社(バイク、車の輸送を全国対応で行っている、オプションプランも充実している)
・アーク引越センター(車、バイクの引越しをオプションとして対応している、50㏄までの原付であれば引越しプラン内料金で運搬が可能)
・ハート引越センター(マイカー陸送を行っている、専門スタッフがバイクの輸送を取り行う)

などがあります。

車の輸送を専門業者に依頼する

引越し業者のオプションサービスとして車の輸送を依頼する方法以外に車の輸送の専門業者に直接依頼する方法もあります。

引越しの際に同時に車を輸送する場合は、引越し業者を探すだけでなく、車を輸送してくれる専門業者を探す必要があるので、探す手間や、見積もりや支払いなどが2重に労力がかかります。

しかし、車の輸送を専門業者に直接依頼するので、仲介手数料はかかりません。

車両専用の輸送業者を利用した輸送方法にもメリットデメリットがあります。
メリットとデメリットについて以下に紹介します。

車輸送の専門業者に依頼するメリット

メリットとしては、住所変更などの手続きも追加費用を払えば代行してくれるので非常に便利です。

また引越しに伴いナンバープレートが変更する場合には、陸運局での登録作業が必要になりますが、これらの面倒な作業も代行してくれ、陸運局での登録作業が完了した状態でお客さんの元に届けてくれるので非常にありがたいです。

車輸送の専門業者に依頼すれば、車の輸送はもちろん、車の各種手続きも一気にすんでしまうので、非常に便利ですし、効率がよいでしょう。

このように上手に利用すれば、引越し業者より便利に利用することが可能です。

また、引越し業者は、仲介手数料がかかる分、割高になりますが、車輸送の専門業者に依頼すれば、仲介手数料がかからない分、費用も安く抑えられます。

メリット

長距離運転をしなくてもよい

引越し業者より料金が安くなりやすい

仲介手数料がかからない

追加料金を払うことで、住所変更などの手続きをしてもらえる

車輸送専門の業者に依頼するデメリット

車輸送専門の業者に依頼するデメリットとしては、手間と時間がかかってしまうということです。

引越し業者とは別に自分で輸送してくれる業者を探さなければいけないので業者選びでまずは時間がかかってしまいます。
さらに日付をあわせるなど手続きが必要になるので面倒だと感じる人には向いていません。

引越し日以降で車を輸送してもらうためには日程調整が必要であり、その費用の見積もりを出してもらわなければなりません。

引越し業者とのやり取りとは別にこちらの業者ともやり取りをしなければならないというのが手間と感じる人もいるでしょう。

それから注意点としては、パーツの紛失や破損の保証は効かないので念の為に任意保険に加入しておくと良いです。

デメリット

引越し業者とは別に業者選びをしなければならない

引越し日以降で車を輸送してもらうためには日程調整が必要

別途任意保険に入る必要がある

引越し業者と車両輸送の専門業者と探すのは手間はかかりそうだけど、安くはなりそうなんだね。

自分で車を運転して運ぶ

引越しの際の車の輸送方法ですが、自分で運転して新居先に持っていく方法もあります。

車の輸送方法で一番安く抑える事が出来るのは、自分で車を運転して運ぶ方法になります。
特に近距離であれば、運転する労力も軽いです。

ですが、東京~福岡などかなりの長距離になれば、ガソリン代や高速代+時間+労力を考えると、現実的に専門業者に頼んだ方が良い場合もあります。
更には、長距離の運転は、居眠り運転による事故などのリスクも出てきます。

自分で車を運転して運ぶメリット

自分で車を運転して運ぶメリットとしては、料金を一番安く抑えられることです。

引越し業者や車両専用の輸送業者に依頼するよりも自分で運転して新居先へ運んだ方が断然お得に引っ越しができます。
自分で車を運転して運ぶ場合に必要な費用は車のガソリン代と高速道路料金のみです。

あとは、車にある程度の荷物を積んで運ぶこともできるので、その分、引越し費用を安く抑える事も出来ます。

メリット

費用を一番安く抑えられる

荷物を運ぶことが出来る

自分で車を運転して運ぶデメリット

自分で車を運転して運ぶデメリットとしては、運転に対して手間暇がかかるということです。
大阪~東京への長距離移動の場合、高速道路を使用して最低6時間の運転が必要になります。

運転による疲れ、事故を起こしてしまうリスク、あとは一度に複数台の車を運ぶことが出来ないなどがデメリットしてあります。

デメリット

運転の労力がかかる

事故を起こすリスクがある

一度に複数台を運べない

近距離であれば自分で車を運転して運ぶのが一番安く抑えられるんだね。

引越し時の車の輸送の料金相場ってどれくらいなの?

引越し時に車の輸送を依頼した場合、どのくらいの料金が必要なの?

引越しする時期や引越しする移動距離、輸送する車の車種によって料金設定はバラバラです。

引越しで車の輸送を依頼する場合、だいたいの価格相場を知っておくとよいでしょう。
早速、陸送してもらう際の費用相場をまとめてみましょう。

ヤマトホームコンビニエンスの車の輸送の料金相場

 普通自動車のセダン
東京→札幌市67,430円
東京→宮城県52,250円
東京→東京21,890円
東京→愛知県58,190円
東京→大阪府63,800円
東京→福岡県78,100円

ヤマトホームコンビニエンスで車の輸送(陸送)を依頼した場合は、上記の料金が目安になります。
ただし、2/1~4/15の申し込み分の作業に関しては下記価格より30%程加算された料金となりますのでご注意ください。

ヤマトホームコンビニエンスは、引越し業者ですが、車両単体のみの輸送サービスも対応しています。
実際に車を輸送(陸送)してくれるのは、ヤマトホームコンビニエンスではなく業務委託した車両輸送の専門業者になります。

ですので、仲介手数料がかかり、車輸送の専門業者よりは、割高になる可能性があります。

引越し手続きサポートの車の輸送の料金相場

 トヨタカローラ
東京→札幌市57,420円
東京→宮城県39,490円
東京→東京13,750円
東京→愛知県33,660円
東京→大阪府39,490円
東京→福岡県52,360円

引越し手続きサービスで車の輸送(陸送)を依頼した場合は、上記の料金が目安になります。
上記の車の輸送料金は、あくまで目安ですが、ヤマトホームコンビニエンスよりは、同じセダンでも若干安い見積もり価格になります。

引越し手続きサービスは、自動車とバイクの引越し、個人売買での車両の輸送、名義変更、住所変更を代行でしてくれる業者です。車の輸送料金はネット上で調べる事が可能です。

マイカー・オートバイ輸送サービスの車の輸送の料金相場

 トヨタカローラ
東京→札幌市98,010円
東京→宮城県70,180円
東京→東京25,410円
東京→愛知県67,760円
東京→大阪府76,230円
東京→福岡県98,010円
マイカー・オートバイ輸送サービスで車の輸送(陸送)を依頼した場合は、上記の料金が目安になります。

マイカー・オートバイ輸送サービスは、車・バイク輸送の専門業者です。
上記の料金は、あくまで目安です。

料金は業者によって違いがあるね。

輸送料業者によって差額がありますので、いくつかの業者で相見積もりをして価格をきちんと比較することが大切です。

もちろん車種や輸送の時期によって価格の差は多少ありますが、100キロあたり7000~8000円程度が相場と言われています。

沖縄や北海道など陸続きでない場所へ車を輸送する場合、陸路だけではなく、フェリーを使って輸送しなければならないためさらに費用が高くなってしまう傾向があります。

車の輸送にはどのくらいの日数がかかるの?


引越しをした日に車も輸送してもらって、引越しが完了した日に車も新居先へ届いているとは限りいません。
車がないと生活に不便という場合もありますので、車の輸送にはどのくらいの日数がかかるのを事前に把握しておくことをおすすめします。

車の輸送を依頼する場合の日数目安

移動距離所要日数
100キロ以内2.3日前後
関東~関西約5日程度
関東~九州約6日程度

車の輸送は100キロ以内の移動であれば、即日引き渡しも可能にはなるものの、基本的は翌日、遅くても翌々日には車が手元にとどくことなります。
ただ距離が遠くなればなるほど、輸送にかかる日数は長くなります。
関東~関西までの輸送で約5日程度、関東~九州までの輸送で約6日程度の日数がかかるのでそのあたりを目安に考えておくとよいでしょう。

引越しが終わっても車だけまだ届かないということはよくあります。

思った以上に日数がかかると感じるかもしれませんが、長距離で自動車を輸送する場合、安全面を考慮してカーフェリーを利用することが多いため、どうしても時間がかかりやすくなってしまいます。

引越し先ですぐに車が必要という場合もあるかもしれませんが、先行して車の輸送を行うなどして対処するとよいでしょう。
余裕をもって移動させることが重要になります。

余裕をもって移動させることが重要みたいだね。

車の輸送の時に気を付けておくこととは?!

車の輸送の時に気を付けておくことって何?

気を付けておくことには以下の事があります。

車の輸送の時に気を付けておくこと

車に何ものせない

ガソリンは抜いておく

車に何ものせない

引越しの輸送の中でも車の輸送をオプションで追加される方は多いです。

その際に、引越しの荷物を車の中に載せてしまおう!と考える方がいるのですが、これはNG行為です。
基本的に車の輸送は車に何ものせていない状態が基本となります。

ただ実際にはほとんどの方が車になにかしら荷物を入れていますが、たくさんの荷物を載せるのは止めましょう。
バックミラーで後方確認ができないほど、荷物をたくさん入れてしまうと非常に危険です。

そこまでの荷物が積んでいなければ、黙認してもらえるこおとが多いですが、輸送中にそれらの荷物に万が一破損などが起こったとしても、その物損は一切補償してもらえないのでその点は注意しておきたいです。

ガソリンを抜いておく

ガソリンは引火の恐れがあるので抜いておく方がよいと言われていますが、素人が自分でガソリンを抜く行為は非常に危険です。
その作業中に事故が起こる可能性もあるので、ガソリンを抜かなければいけない場合には業者に依頼するようにしましょう。
まずはガソリンを抜くべきなのかどうかを引越し業者や車輸送の専門業者に一度確認することをおすすめします。

車引越しに関する手続きを代行をお願いすることもできる?!


引越しに際して、車を保有している人は、車関連の引越し手続きも必要になってきます。

車関連の引越し手続きで必要なことは以下になります。

車の引越しで必要な手続き

運転免許証の住所変更

車庫証明の住所変更手続き

自動車検査証(車検証)の住所変更手続き

自動車の住所変更

車の引越しでは、移転登録の手続きナンバーの変更、車庫証明など様々な手続きが必要になります。
また免許証の住所変更も必要になります。

車の引越しの手続きって多くて大変!

引越しに関連する車の手続きは非常に多いので業者によってはそれらの手続きを代行してくれるところも多いです。

引越し後の陸運支局への移転登録h年功登録届の提出などは、転勤などで引越しした場合、自分でやる時間がなかなか確保できないという声もよくあります。
車の引越しに関連する手続き代行は行政書士の資格を持っている担当者が行うことになります。

手続きを代行してもらう費用はどれくらいなの?

ナンバープレートの変更や車庫証明の手続きまで全ての引越し手続きを代行サービスに依頼する場合、30000~50000円前後の費用は掛かってしまいます。

この費用がもったいないと感じる方は自分で車庫証明などの手続きを行うようにしましょう。車庫証明の取得を自分でするだけでも費用を安く抑えることができます。

また普通自動車ではなく、軽自動車の場合も料金は変化していきます。

引越しを機に車の売却をする方もいる


引越し先が都会で、車を保有する必要がないという人もいるでしょう。
駐車場が確保できない場合、駐車場料金が高くなるという場合も、車の売却をするかもしれません。
また車の輸送を依頼すると数万円以上の費用がかかってくるので、そのタイミング車を売って新しい車を買い替えるという人もいるのです。
車を売却するにも様々な手続きが必要になりますので、よく検討した上で考えるとよいでしょう。

引越し見積もり無料一括請求サイトで車輸送オプションを選んだ見積もりを請求しよう


引越し見積もり無料一括請求サイトを利用すれば、車の輸送ができる引越し業者をピックアップして、その業者から引越し見積もりを請求することが可能です。
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