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盲点だった!赤帽で引越ししてみませんか?

目次

赤帽での引越しについて考えてみましょう

引越しは赤帽01
引越し業者は全国にたくさんありますが、単身者など荷物の少ない引越しには赤帽での引越しがおすすめです。
赤帽の軽トラックを街中で見たことがある人も多いでしょう。
では赤帽と引越し業者はいったい何が違うのでしょうか?

ここでは赤帽での引越しについてまとめてみましょう。

赤帽って何?!

引越 安子さん

赤帽について、詳しく教えてください。

教得 太郎さん

赤帽とは正式名称を全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会と言い、個人で配送業を営む人たちの組合になります。

引越 安子さん

組合なの?!

教得 太郎さん

赤帽と呼ばれるブランドで同じサービスを提供しているのですが、それぞれは独立した個人事業主として営業しているのです。

赤帽に引越しを依頼した時には、最寄りの赤帽を探して依頼することになります。
最寄りの赤帽を知りたい時には、総合公式サイトから検索することが可能です。
またそれぞれの事業主が個別のサイトを開設していることもあります。

料金自体は、基本的に赤帽同一の基準があるので、同じ条件であればどの赤帽に依頼してもほぼ変わらないのですが、都道府県など住んでいる地域によっては付加料金がつけられる場合があります。
例えば東京や大阪などの大都市圏では費用が割増になります。

赤帽は個人事業主の集合体になるので、それぞれの赤帽でサービスの品質が異なることがあります。
以前赤帽を利用したからといって同じサービスを受けられるとは限られません。
利用する側としては寛容な心が必要になるなるでしょう。
口コミなどをチェックしてみても、評価がよい場合もあれば、悪い場合もあります。
基本的に引越し業者の比べると同じサービスを受けられないと考えておくとよいでしょう。
引越し業者のようなクオリティーを求める人にはあまり向いていません。

赤帽の積載量

赤帽は積載量が決まっていて、最大で350キロになります。
荷台のサイズは車種によって異なりますが、だいたいは幅140センチ×奥行190センチ程度になります。

一般的な引越し業者で引越しをする場合には、荷物量に合わせて利用するトラックを準備します。
基本的な単身の引越しであれば軽四トラック~1トントラックが主になりますが、赤帽車では赤四トラックになります。
赤帽では一定以上の荷物を積むことができないので、単身者でも荷物の多い人には向いていません。
引越しは赤帽04

赤帽の積載量は350キロですが、だいたいどれくらいの荷物が入るかというと、
・エアコン1台、スキー1式、机・椅子1式、シングルベッド1台、テレビ1台、パソコン1台、冷蔵庫1台、食器棚1台、ダンボール10個程度が入ります。

もしくは
・洗濯機1個、布団1式、冷蔵庫1個、机1個、テレビ1台、カラーボックス1個、ストーブ1個、 衣装ケース3個、こたつ1台、ダンボール10個程度になります。

赤帽の引越しは基本的には一人暮らしの人の荷物に対応しています。
実家からはじめて1人暮らしをする人の荷物であれば十分に対応できますが、1人暮らしの人でも荷物が多い人は赤帽では全ての荷物を引越しできない可能性もあります。
赤帽は個人事業主になるのでトラック2台借りるとなると、別の個人事業主にお願いすることになるので料金が2倍かかってしまい、割高になります。

赤帽は近距離に適した引越し

赤帽は20キロ以上離れた場所へ運送する場合、運送料金が上乗せされてしまいます。
つまり赤帽は近距離の引越しに適しており、逆にいうと遠距離の引越しには不向きです。

赤帽自体が地域に密着している個人事業の運送業者になるので、遠方まで運ぶことは考えられていません。
20キロ以上離れた場所へ引越しをする場合には、引越し業者を選択した方がよいでしょう。
また高速道路に乗ってしまった場合、高速道路料金はそのまま費用に上乗せされることになるのでこの点も注意が必要です。

赤帽は基本的には軽貨物運送業になるので、引越しが専門なわけではありません。
しかし赤帽でも引越しサービスを受付ています。
単身であれば価格が安い赤帽は、原則トラック1台とドライバー1台によるサービスになります。
引越し業者では単身の引越しであっても最低2人の作業スタッフがいるので、人件費用が安い分赤帽の方が引越し費用は安くなります。

作業を手伝う必要がある赤帽

赤帽ではトラック1台と作業スタッフ1台によるサービスになります。
そのため、1名のスタッフでは積み下ろしができないので、赤帽に依頼をする場合には依頼者自らが引越しの手伝いをすることになります。
荷物運びの手助けを行うことになりますので、引越しの手伝いをしたくないという人、重たい荷物は持てないという女性には赤帽はあまり向いていません。

引越しは赤帽03

一般的な引越し業者での引越しは引越し前日までに梱包作業を自分で行っておき、引越し当日に大型の家具や家電の梱包や搬出、搬入を全て引越し業者のスタッフが行ってくれるというのが一般的な流れと言えるでしょう。

しかし赤帽においては、作業を効率よくすすめるためには作業員の手助けをしなければなりません。
大きな家財道具に関しては1人では運ぶことができませんので、担当者と依頼者が二人三脚で運搬することになるでしょう。
重たい荷物を持って階段を往復しなければいけず、その作業はかなりハードです。
特にエレベーターの無い、場所への引越しの場合、階段の上り下りがあるのでかなりきつい作業と言えるでしょう。
女性や引越しの荷物を運ぶ体力がない…という人は無理に赤帽を利用しない方がよいでしょう。

赤帽の引越し費用とはどれくらいなの?

赤帽の基本料金は、距離制運賃か時間制運賃のどちらかで計算されます。
距離制運賃は運ぶ距離に応じて料金が変化します。
一方時間制運賃は、渋滞や混在が予想される地域の引越しや荷物の搬入・搬出に時間がかかる場合などに運用されます。
これらの基本的な料金に日時、地区などによって運賃が割り増しされることがあるので、基本料金と割り増し合計が引越し料金になります。

距離制運賃

距離制運賃は、作業料金+待機料金で引越し料金が決まります。
引越しする距離に応じて加算される料金のことで、20キロまでは一律4860円ですが、20キロ以上は追加料金が必要になってきます。
例えば21~50キロまでは(新居までの距離-20キロ)×216 の加算料金が加わります。

作業料金は荷物の搬入、搬出に30分以上かかる場合に30分ごとに加算される料金になります。
作業料金は30分ごとに540円追加されます。

待機料金は荷物の搬入、搬出以外で赤帽が旧居、新居で待機する時間が60分以上かかる場合に、請求される金額です。
待機料金は最初の60分は無料ですが、30分ごとに1080円の費用がかかります。

例えば荷物の搬入、搬出に60分、部屋の養生などで赤帽を待機された時間が120分だった場合には、作業時間が+30分で540円の追加、待機時間は+60分で、2160円の追加が必要になってしまいます。

割増料金

割増料金は、日時や地域によって発生する追加料金のことです。
割増料金には運賃割増と地区割増があります。

まずは運賃割増は休日割増(日曜日、祝祭日)で2割増、深夜・早朝割増(20時~5時)で3割増になります。

地区割増は東京都特別区(23区)、大阪市での引越しの場合には、この地区割増が加算されます。
この地区割増は432円です。

赤帽は土日祝日に引越しをすると割高になってしまいますので気を付けておくべきでしょう。

単身引越しでは赤帽と引越し業者どちらに依頼するべきなの?!

引越 安子さん

結局のところ引越し業者と赤帽どちらで引越しするのがいいの?!

赤帽は単身引越しの中でも近距離の引越し、さらには荷物量が少ない人におすすめです。
逆にベッドやソファなどの大型の荷物をたくさんある人であれば、赤帽での引越しは向いていません。
また長距離の移動も赤帽はできませんので、近距離で荷物少な目で平日の引越しができる人であれば赤帽は断然お得でしょう。

家族での引越しには赤帽は向いていない?!

家族での引越しの場合には、軽トラックでのみの引越しとなる赤帽は向いていません。
家族での引越しでは、赤帽を利用してしまうと費用が割高になってしまうので気を付ける必要があるでしょう。

家族での引越しは荷物が多いですし、1台の赤帽車と呼ばれる専用のトラックでは運びきれないので、複数の赤帽車を用意しなければなりません。
赤帽を複数依頼すると、1台ごとに運賃がかかり、複数台用意すると総額料金が上がってしまいます。

赤帽引越しのメリットとデメリットとは?

引越しは赤帽02
赤帽を使った引越しのメリットとデメリットは何があるのでしょうか?

赤帽を使った引越しのメリットとは?!

赤帽を利用して引越しをした時のメリットとしては

  • 引越しプランよりも安い費用で引越しができること
  • 助手席に乗れる

ことでしょう。
赤帽の最大のメリットと言えば、引越し費用を格安に抑えることができるということです。
荷物量のわりに引越し費用は他のどの引越し業者よりも安いでしょう。
引越しパックの荷物量を少しオーバーしてしまった、なるべく安い引越しをしたいという人に赤帽での引越しはおすすめです。

赤帽を使った引越しのデメリットとは?!

赤帽を利用して引越しをした時のデメリットとしては

  • 引越しサービスの質が担当者によってバラバラであること
  • 荷物の運搬を手伝わなければならない
  • ダンボールなどの梱包資材は自分で用意する
  • 住まいの床や壁に傷をつけないようにする養生は自分でしなければならない

などの点があります。
引越し作業をできるだけ手軽に終えたい!自分で準備するのは面倒という方には赤帽はあまり向いていません。

赤帽の引越しについてまとめ

赤帽というと運送業者のイメージが強いので、実は引越しサービスがあることを知らない方もいます。
家族での引越しをするなら赤帽はおすすめしませんが、単身で荷物が少なく、近距離での引越しなら赤帽での引越しを考えてみる価値はありますよ。
赤帽の引越しについてメリットとデメリットを理解して、引越し料金が少しでも安くなるよう上手に利用してください。

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