引越しの荷物量は人によってまちまちです。
単身引越しであっても荷物量が少ない単身者もいれば、荷物が多い人もいるでしょう。
また家族での引越しとなると人数が多い分、引越しする荷物量も多くなります。
ここでは荷物が少なめの引越しのおすすめプランについてまとめてみましょう。
目次
荷物量によって引越し料金は異なる!
引越しにかかる費用は、引越しする荷物量、引越しする移動距離、引越しする日時によって金額が変わってきます。
その中でも引越しする荷物量によって、トラックの大きさや、作業スタッフの人数も変わってくるので、荷物量は引越し料金を決める上で重要なポイントとなるのです。
荷物量が少なければ使用するトラックの大きさも小さくてすむので引っ越し費用を安く抑えることができます。
逆に荷物量が多くなってしまうと、トラックも大きいものでなければならないので引越し費用はどうしても高くなってしまうでしょう。
荷物量によって引越し費用が変わるということを覚えておくとよいでしょう。
荷物量が少なめの人はどのような引越しプランがおすすめなの?!
では荷物量が少ない人はどのような引越しプランを利用するのがよいのでしょうか?
荷物が少ない場合には、
- 単身パック
- ミニ引越しプラン
- 宅急便による引越し
がおすすめの引越し方法といえます。
違いがよくわからないなあ~
そうですね。会社によってプランの特徴も違います。
それぞれの説明をしていきましょう!
単身パックとは?
単身パックとは単身者向けの引越しプランであり、クロネコヤマトや日通、ハトのマークの引越センターなど多くの引越し業者が提供している引越しプランの1つになります。
単身パックでは専用のコンテナボックスに荷物を詰め込んで他のコンテナボックスと一緒に混載便で輸送する引越し方法になります。
コンテナボックスの大きさは2~3サイズの中から選ぶことができるので、荷物の多さによって無駄なく引越しをすることができます。
コンテナボックスは押し入れ分ほどの大きさであり、単身者の荷物であれば十分に詰め込むことができる大木さになっています。
一人暮らしの賃貸マンションから別の賃貸マンションへ単身引越しをされる方は、家具家電製品が一通りそろっていることが多いでしょう。
そのような方には単身パックでの引越しがおすすめです。
単身パックでは大型の家具や家電に関しては当日作業スタッフが梱包、搬出、搬入してくれるので、女性の一人暮らしの引越しにも十分に対応することができます。
単身パックって料金はほんとに安いの??
単身パックはトラックチャーター便に比べるとチャーター費用が掛かりませんし、作業スタッフの人件費削減にもつながるため、通常の引越しプランに比べるとかなり格安で引越しすることができます。
基本的には近てなボックス1台でいくらという風に価格が定額になっています。
それぞれの単身パックの特徴をまとめてみましょう。
クロネコヤマト
クロネコヤマトの単身パックは、同一市区内、関東エリアであれば17000円~の引っ越しが可能になります。
その他の地域であれば14000円~とリーズナブルな価格設定が魅力です。
荷物量の目安は、1ボックスあたり2ドア冷蔵庫、洗濯機、布団袋、スーツケース、衣装ケース3段、ダンボール10箱程度になります。
日本通運
単身パックS、L,Xの3サイズの展開になっています。
単身パックS | 荷物の少ない方向け | 横幅108㎝、奥行き74㎝、高さ155㎝サイズのコンテナ |
単身パックL | 荷物の少ない方向け | 横幅108㎝、奥行き104㎝、高さ175㎝サイズのコンテナ |
単身パックX | 大型の荷物のある方向け | 自転車、大型家具等も運べるサイズ |
単身パックSサイズであれば料金は17000円~になります。
荷物量の目安(Sサイズ)は、2ドア冷蔵庫、20型の薄型テレビ、小型テレビ台、電子レンジ、姿見、カラーボックス、掃除機、布団、ダンボール4箱程度になります。
SGムービング
同一県内の移動で21000円~。
荷物量の目安はテレビ、ミニコンポ、掃除機、パソコン、カラーボックス、座卓、段ボール5箱程度になります。
ハトのマークの引越センター
片道200キロを超える遠距離引越しにおすすめの単身プラン。
大阪⇔東京間で24000円~の引っ越しが可能です。
荷物量は2ドア冷蔵庫、テレビ、DVD、ミニコンポ、衣装ケースのみになります。
ミニ引越しとは?
ミニ引越しとは引越しプランの中でも少ない荷物の引越しの方におすすめのプランになります。
どういうプランなのか全然わからないんだけど…
小さな引越しプランの中で、ミニ引越しは単身パックと宅急便のいいところ取りをしているのがミニ引越しになります。
ミニ引越しはダンボール10箱程度の輸送と小さい家具や家電の数点を運んでくれる引越しプランになります。
搬出、搬入は全て引越し作業スタッフにお任せすることができるので非常に便利です。
アリさんマークの引越社
ミニ引越しプランを提供する引越し業者はいくつかあります。
その1つが、アリさんマークの引越社です。
アリさんマークの引越社では、ミニ引越しプランの他にも超ミニ引越しプラン、特ミニ引越しプランなどいくつかのミニ引越しプランを展開しています。
ミニ引越しプランは移動距離は5キロと制限はあるものの、その分費用を安く抑えてくれるので格安での引っ越しが可能になります。
同一市区町村内の近所への引っ越しにはアリさんマークの引越社がおすすめです。
それぞれのミニ引越しプランの特徴を簡単にまとめてみます。
荷物の量 | |
超ミニ引越しプラン | ダンボール10箱まで |
特ミニ引越しプラン | ダンボール10箱+小さい家具家電2個まで |
ミニ引越しプラン | たたみ3畳分 (ダンボール20箱、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、自転車) |
全てのプランで移動距離は同一市内、同一区内の5キロ以内になっています。
超ミニ引越しプランは宅急便と同じようにダンボールのみの配送となります。
特ミニ引越しプランでは家具や家電をほとんどもっていないという人におすすめの引っ越しプランになります。
ミニ引越しプランは1人暮らしの生活で必要な家具や家電を全てまとめて引越しできるお得な引越しプランになっています。
クロネコヤマト
またクロネコヤマトでは、「小さな引越し(らくらく家財宅急便)」と呼ばれるミニ引越しプランを展開しています。
らくらく家財宅急便は、家財道具1つからの引っ越しに対応してくれるお得な引越しプランになります。
ダンボールはマイカーにのせて自分で運べるけれど、家具や家電など大きいものは自分1人では運ぶことができない…とお悩みの方は多いでしょう。
そのような方におすすめしたいのが、クロネコヤマトの小さな引越便(らくらく家財宅急便)です。
大きな家具だけを引越し業者にお願いしたいという時にはこのらくらく家財宅急便を利用するとよいでしょう。
ソファ1つ、ベッド1台からの輸送もスムーズに依頼することができます。
またウェブ上で引越し元と引越し先を選択すれば、家具ごとの見積もり料金が簡単に確認できるので利用しやすいサービスと言えるでしょう。
西濃運輸
その他、西濃運輸でもミニ引越しプランを展開しています。
それが「カンガルー引越し便」です。
西濃運輸と言えば宅配便で有名な業者になりますが、ミニ引越しプランも展開しています。
このカンガルー引越し便は長距離の引っ越しにも対応しているので、長距離移動が必要な単身者の引っ越しにもおすすめのプランになります。
カンガルー引越し便では、荷物量は1立方メートル~で距離制限はなく、全国対応になっています。
料金は20000円~になります。
今回ご紹介したプラン以外にもミニ引越しに対応している引越しプランはたくさん登場していますので、それぞれ見積もりを請求して金額を比較するとよいでしょう。
宅急便による引越し
大学や専門学校への入学や就職など新生活を始めるにあたって引越しをする場合、一人暮らしに必要な家具や家電などの荷物が揃っていない方もいるでしょう。
あらたに一人暮らしを始めるという場合には、引越し先の新居で新しく家具や家電を揃えるので自宅からの荷物はダンボールに入った衣類などのみというケースも少なくありません。
一人暮らしの荷物が少ない場合には、わざわざ引越し業者に依頼するよりも、郵便局のゆうパックやクロネコヤマトの宅急便などを上手に活用した方が、引越し費用を安く抑えることができる場合もあります。
宅急便は梱包されたダンボールのみの配送になりますが、引越し業者に単身パックを依頼するよりもコストパフォーマンスはよく、安く引越しをすることができます。
家具や家電などの大型の荷物が1つもない!という場合には、宅急便による引越しがおすすめです。
どれくらいの荷物の量なら宅急便の方が安くできるのかな?
基本的にはダンボール10箱前後までの引越しであれば、引越し業者に依頼するよりも宅急便を利用した方が全体の費用は安くなると言われています。
宅配便業者として有名なクロネコヤマトでは、小さな引越しにおすすめの宅配便サービスを提供しています。
時間帯お届けサービスや営業所置き(一時預かり)などのサービスも充実しています。
ミニ引っ越しプランを選ぶ時に注意しておきたいポイントとは?
ミニ引越しは引っ越し荷物量の少ない単身者などにおすすめしたい引越しプランになりますがミニ引越しと一言でいっても、移動距離や家具家電の量、引越し内容などによって選択する引越プランは変わってきます。
まずは2~3社程度に引越し業者を絞っていく必要があるので、引越し見積もり無料一括請求サイトを利用して、複数の引越し業者から見積もりを依頼してみましょう。
また荷物の少ない人向けの引越しプランは費用を安く抑えて提供しているため、荷物量が規定を超えてしまった場合には、追加料金を支払わなければいけない…というケースもでてきます。
荷物量によってはミニ引越しプランで追加を行うよりも、通常の引越しプランや単身パックの方がお得に引っ越しできるというケースもゼロとは言えません。
そしてもう1つ忘れてはいけないのが、ミニ引越しプランで利用する梱包資材は自分で用意するのが基本となります。
ダンボールが必要な場合には、ダンボールを自分で調達しなければならない…というケースもでてくるので注意が必要です。
荷物が少なめの引越しのおすすめプランについての覚書
荷物が少なめの引越しのおすすめプランについて調べたことをまとめました。
- 引越し料金は荷物の量で変わる!
- 引越し料金の節約には荷物の量を減らす
- 自分の荷物の量を把握してから単身パックなどのプランを検討する
- 単身パックも引越し業者によって運べる荷物の量は様々
- オプション料金になるものなども調べておく
- 必ず複数の引越し業者の見積もりを比較する
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