家具の移動、引越し

本棚の引越しの際の分解や解体・運び方の注意点まとめ

引越しの際に大きな壁面本棚やスライド式の本棚がある場合、そのままだと、玄関や部屋のドアや階段などからの搬出や搬入が出来ない場合があります。

本棚の大きさによっては、引越し先の階段から入らない場合があるので分解や解体をした方が良い場合もあります。

本棚の分解や解体は、簡単に出来る本棚もあれば、組み立て式で解体が難しい本棚もあります。

引越しの際にどんな本棚は、分解や解体が必要なのでしょうか?

本棚の分解や解体は、引越し業者の方でしてもらえるのでしょうか?

自力で本棚を分解・解体する場合は、注意点やコツはあるのでしょうか?

このページでは、引越しの際の本棚の分解や解体・運び方の注意点などを詳しく紹介させて頂きます。

目次

引越し時に分解・解体が必要な本棚は?

本棚には、オープンラック、ディスプレイラック、スライド式本棚、扉付き本棚、壁面本棚など様々な形の本棚がありますし、小さな本棚もあれば、大きな本棚もあります。

小さな本棚であれば、分解・解体の必要はありませんが大きな本棚になれば、分解・解体をしてから引越しをする必要があります。

本棚を分解・解体すると言っても素人が簡単に分解・本棚もあれば、専門家に分解・解体をしてもらう必要がある本棚もあります。

引越しの際に分解・解体が必要な本棚について詳しく知りたい。

ここでは、引越しの際に分解・解体が必要になる本棚を紹介しますね。

多目的マガジンラック

参照:Rakuten

上記画像の多目的マガジンラック・オープンラックは、高さが180cmあり、横幅は88cmあるので、狭い階段や部屋のドアの入り口前後のスペースが狭い場合は、解体をする必要が出てくる場合があります。

上記画像のような高さがある本棚の場合は、引越し先の搬入経路をきちんとチェックした上で解体する必要があるか引越し業者に確認をしましょう。

スライド式本棚

参照:Yahoo!ショッピング

上記画像のスライド式本棚は、高さが180cm、奥行46.5cm、横幅90.5cmあり、重量は83kgあります。

重量がかなりありますので、大きな荷物の持ち運びに慣れた2人以上で持ち運ぶ必要がありますが、高さと横幅があるので、搬出経路、搬入経路で狭いところがあるのと、入らない可能性があります。

このような大きなスライド式本棚の場合は、搬出経路・搬入経路を確認した上で必要があれば、分解・解体をしてから運ぶことになります。

ユニット式本棚

参照:cecile

上記画像ユニット式本棚は、高さが178cm、奥行40cm、横幅116cmあります。

このままの状態ですと、玄関・階段・エレベーターから入らない場合もあるので、場合によっては、分解をしてから引越しをします。

参照:cecile

ユニット式本棚の場合は、上記画像のように上段と下段を簡単に分解できるので、引越しの際は、分解をしてから搬出・搬入をした方が無難です。

IKEAのガラス扉付き本棚(BILLY)

参照:IKEA

幅160㎝×奥行き30㎝×高さ202㎝のガラス扉付きのIKEAの組み立て式本棚です。

大きなサイズの本棚なので、引越しの際の搬出・搬入で玄関・階段などを通れないので、解体が必要です。

IKEAの家具に関しては、引越し業者によっては、解体に対応してもらえなかったり、運搬自体を断わられたりする場合があるので、自力で解体をする必要があるかもしれません。

引越しの際の本棚の確認事項

大丈夫と思っていた本棚がいざ引越しの際に入らなくて困ってしまうケースがあります。

大きい本棚になるほど、注意が必要だね。

引越しの日に本棚が「玄関から入らない」「エレベーターに入らない」「階段から入らない」「廊下の曲り角を通れない」という事が起こらない為にも本棚が新居に入るか?本棚のサイズの確認をきちんとしておく事が大切です。

本棚のサイズの確認ポイント

引越し先の玄関、廊下、階段などから本棚が入るかどうか?確認をする際には、本棚のサイズを忘れずに測りましょう。

本棚のサイズを測る際は、横幅、高さ、奥行を測るようにしましょう。

また本棚の搬出・搬入の際に本棚を立てて回転させる可能性もあるので、本棚の斜めの長さも測っておくようにしましょう。

本棚が簡単に分解出来るのか?確認をしておく

参照:Rakuten

高さがある本棚の場合、上の段と下の段で上下に分解できるように設計されている本棚があります。

またユニット式の本棚の場合は、上段と下段だけでなく、コンパクトに分解出来たりします。

大きな本棚の場合は、引越しの際に搬出・搬入が何かと大変になるので、簡単に分解出来るタイプの本棚かどうか?確認をしておきましょう。

本棚のチェックポイント

本棚の横幅・奥行・高さ・斜めの長さを計測する

本棚が上段と下段で分解出来るか確認する

本棚がユニット式の簡単に分解出来るタイプか確認する

エレベーターの確認事項

本棚のサイズが計測できたら、引越し先の搬入経路のサイズも確認をしておきましょう。

引越し先がマンションの場合は、エレベーターのサイズも確認をしておく事が大切です。

低層マンションによくある定員4名や定員6名の小型のエレベーターの場合、分解や解体しないままだと大きな本棚が入らない場合があります。

エレベーターのサイズを測る箇所

エレベーターのサイズの確認する箇所は、入口の高さ、横幅のサイズを測るようにしましょう。

エレベーターの内部の高さ、内部の横幅、内部の奥行のサイズもきちんと測るようにしましょう。

4人乗りの小さなエレベーターの場合は、内部の奥行が狭くて本棚が入らないケースもあります。

エレベーターのサイズのチェックポイント

エレベーターの入口の幅・高さ

エレベーター内部の幅・奥行・高さ

本棚がエレベーターから入らないケース

小さいエレベーターの場合は、扉の高さが低い場合があるので、高さがある本棚を斜めにして入れる必要がありますが、エレベーターの奥行が狭くて、本棚を斜めにすると、はみ出てしまって入らないケースがあります。

玄関の確認事項

本棚を引越し先の玄関から搬入する場合は、玄関から本棚を入れられる事が出来るか?玄関のサイズを測っておく事が大切です。

集合住宅の玄関では、スペースが狭くて思っていた以上に本棚の搬入に苦労する場合があります。

引越し先でいざ本棚が入らなくて困らないように引越し先の玄関のサイズで測っておいた方が良い場所を以下に紹介します。

玄関のサイズを測る場所

玄関のドアのサイズは、横幅と高さだけでなく、ドアノブの出っ張りがどの程度なのか?を測るようにしましょう。

マンションの場合は、玄関前の共有廊下の幅と天井までの高さも測ることが大切です。

玄関前の共有部分のスペースが狭い場合は、本棚を玄関から入れる際に本棚が思うように回転出来ない場合があるので、本棚がしっかり回転する事が出来るか?を測る必要があります。

玄関のドアの横幅に関しては、ドアを開いた際のドアノブの出っ張り分を差し引いた横幅を測るようにしましょう。

あとは、玄関スペースの横幅(ドアノブを考慮する)・天井までの高さ・奥行も計測しておきます。

玄関スペースの横幅・高さ・奥行に十分なスペースがない場合は、本棚を回転させる事が出来なくて、搬入が出来ない場合があるので注意が必要です。

玄関のサイズのチェックポイント

共有廊下の幅・高さ(マンションの場合)

玄関ドアの幅・高さ

玄関の幅・天井までの高さ・奥行

本棚が玄関から入らないケース

本棚が玄関から入らない・通らないというケースも事前に知っておくと良いです。

例えば、集合住宅の場合は、上記画像のように玄関前の共有部分の廊下の横幅が狭い場合に本棚が思うように方向転換出来なくて、搬入が出来ない場合があります。

ここでは、いざ引越しをした際に本棚が玄関から入らないいくつかのケースを紹介していきましょう。

玄関が片開きで本棚が入らない

集合住宅では、扉が片開きで90度しか開かない玄関がまれにあります。

横幅、奥行が大きめの本棚を玄関の前に置くと、扉を開ける事ができなので、本棚が通れないケースがあります。

玄関のドアノブが邪魔で本棚が入らない

集合住宅の玄関の扉を開けると、ドアノブの部分が邪魔をして玄関前の共有スペースを本棚が通れなくなるケースがあります。

玄関前の廊下の幅や玄関を入ってからの幅が狭くて本棚が通れない

マンションやアパートでよくあるのは、玄関前の共有スペースの幅が狭くて、本棚が回転するスペースがなくて入れないケースがあります。

玄関のドアのサイズだけでなく、玄関前の共有廊下のサイズのチェックも大切だったんだね!

階段の確認事項

集合住宅の階段や一戸建ての階段を通って本棚を搬出・搬入する場合は、階段のサイズの確認もしておきましょう。

大きな本棚を解体・分解しない場合、本棚が階段から入らないケースが多いのでよく確認をしておきましょう。

本棚の搬入・搬出で一番の難所は階段かもね。

以下にいざ引越しをする際に階段のサイズを測っておいた方が良い場所を紹介します。

階段のサイズを測る場所

階段のサイズで測っておいた方が良い場所は、まず階段の登り口の横幅、奥行、天井までの高さです。

コの字の踊り場部分に関しては、踊り場の横幅、奥行、天井までの高さを計測します。

メゾネットタイプの集合住宅の場合、階段の登り口の奥行や天井までの高さのスペースが狭くて本棚が入らない場合があります。

階段部分では、手すりを差し引いた階段の横幅を計測するようにしましょう。

L字に折れ曲がっている階段の場合は、L字部分の横幅、奥行、天井までの高さを測ります。

階段のサイズのチェックポイント

階段登り口の幅・奥行・天井までの高さ

階段の手すりを差し引いた幅・天井までの高さ

踊り場の横幅・奥行・天井までの高さ

L部分の横幅・奥行・天井までの高さ

本棚が階段から入らないケース

引越しの際に2階の部屋へ本棚を搬入する場合やメゾネットタイプの2階の部屋に本棚を搬入する場合、階段から入らないケースが多くあります。

コの字の踊り場の部分やL字に折れ曲がっている部分で本棚が方向転換出来なくて、階段から入らないケースはよくある事です。

ここでは、本棚が階段から入らないよくあるケースを紹介しましょう。

階段の天井が低くて本棚が入らない

階段前のスペースが狭くて、かつ階段の天井が低く設計されている一戸建てや集合住宅の階段では、分解できない高さがある本棚が階段面に合わせて倒そうとすると、天井に当たるので、入らないケースがあります。

階段の踊り場で本棚が入らない

コの字に折れ曲がっている階段の踊り場部分のスペースが狭かったり、天井部分が低い場合は、本棚を回転させようとすると、階段に当たってしまうので、入らないケースがあります。

階段のL字の折れ曲がっている部分で本棚が入らない

階段のL字に折れ曲がっている部分の天井が低かったり、階段の幅が狭い場合は、大きな本棚を回転させようとすると、階段に当たってしまうので、入らないケースがあります。

室内廊下・部屋の入口の確認事項

引越しの際は、廊下を通って本棚の搬出・搬入をする事が多くなります。

また本棚を置く部屋の入口のドアを通って搬出・搬入する事も多くなります。

室内廊下や部屋のドアの入り口のサイズをきちんと測って、引越しの際に本棚が入らないという事が起こらないように気をつけましょう。

室内廊下・部屋の入口のサイズを測る場所

室内廊下、部屋の入口のサイズの測る場所は、まずは、廊下の曲り角の横幅と奥行を計測します。

本棚を持ち運ぶ経路になる廊下の横幅や天井までの高さも忘れずに計測しましょう。

本棚を置く予定の部屋のドアの横幅、高さの計測も行います。

また、部屋の入口部分にドアノブなどのようなちょっとした障害物がある場合は、障害物周辺に関しても本棚を搬入できるスペースが十分にあるか?きちんと計測をしておきましょう。

室内廊下・部屋の入口のサイズのチェックポイント

室内廊下の幅・天井までの高さ

廊下の曲り角の幅・奥行

部屋の入口の幅・高さ

本棚が室内廊下・部屋のドアの入り口から入らないケース

室内廊下が曲がっていて狭い場合や部屋のドアの入り口前後が狭い場合、本棚が通れる十分なスペースが無くて、本棚が入らないケースがあります。

ここでは、本棚が室内廊下、部屋の入口のドアから入らないケースを紹介しましょう。

廊下の曲がり角で本棚が入らない

室内廊下の曲り角のスペースが狭くて、大きい本棚が回転出来なくて入らない場合があります。

本棚を立てた状態にしても、横に倒した状態にしても、廊下の幅が狭い場合は、通れなくなる事があります。

部屋の前の廊下の幅が狭くて本棚が入らない

部屋の前の廊下の幅が狭くて本棚が回転出来なくて入らないケースがあります。

他にも部屋の入口の幅が狭かったり、ドアノブが邪魔をして本棚が入らないケースもあります。

引越し業者は、本棚の分解・解体・組み立てはしてくれるの?

本棚は、通常、解体や分解せずに引越しをする事が多いです。

しかし、階段・廊下などを通れない大型の本棚は、分解・解体をして階段や廊下を通れるようにコンパクトにする必要があります。

ですので、引越しの際に上段と下段に分解可能な高さがある本棚やユニット式の大きな本棚、組み立て式の大きな本棚は、一度、分解や解体をしてから引越しをすることになります。

引越しの際の本棚の分解・解体は、引越し業者でしてもらえるものなの?それとも自分でしないといけないの?

上段と下段に分解可能な本棚やユニット式の本棚は、引越し業者の方でしてもらえますが、IKEAのような組み立て式の本棚の場合は、引越し業者が解体・分解を断るケースもあります。

では、どのような本棚は引越し業者で解体や分解をしてもらえて、どのような本棚は、引越し業者で解体や分解がしてもらえないのか?をより詳しく説明をしていきます。

上段と下段に分解可能な本棚とユニット式の本棚は、引越し業者が分解・組み立てをしてくれる

梱包サービスのメリット

上段と下段に分解可能な本棚やユニット式の本棚は、容易に分解が出来ます。

ですので、殆どの引越し業者は、基本料金内で本棚を分解してから引越しをしてくれます。

ただし、引越し先での本棚の組み立ては、基本料金内でしてくれる引越し業者もあれば、本棚の組み立てはしてもらえるけれども追加料金がかかる引越し業者もあります。

memo

本棚の組み立て・分解・解体の料金は、引越し業者によって様々なので、見積もりの際にきちんと確認をしておくようにしましょう。

組み立て式の本棚の場合は、引越し業者が解体をしてくれない事が多い

ニトリやIKEAのような組み立て式の本棚で、解体をする必要性があるタ本棚の場合は、引越し業者の方で解体作業をしてもらえない場合が多いです。

IKEAの組み立て式の本棚などは、一度解体をしてから、再度、組み立てが出来るように設計されていません。

ですので、一度、解体をしてから、引越し先で組み立てをすると、強度が弱くなってしまって、ガタガタしてしまう場合あります。

特に木ダボで固定している部分などは、一度、解体をしてしまうと、接続面の穴が広がってしまう事があります。

このように解体をしてしまう事で強度が弱くなってしまう本棚の解体や組み立ては、引越し業者がしてくれない場合があります。

また、解体と組み立ては、自力でする場合でも、引越しに伴う本棚の補償は、引越し業者の方でしてもらいない事が殆どです。

ただし、ニトリやIKEAの本棚でも上段と下段に簡単に分解できる本棚や解体してから再度、組み立てても強度が弱くならない本棚であれば、引越し業者の方で分解や組み立てをしてもらえる場合もあります。

引越し業者にニトリやIKEAの本棚の運搬を断られてしまったけど、もしどうしても引越し先に本棚を解体・分解を業者に依頼して運びたい場合は、以下の業者を確認してみて下さい。

IKEA・ニトリの本棚の解体・分解・組み立て・引越しに対応してもらえる運搬業者・引越し業者は、以下になります。

アップル引越センター

参照:アップル引越センター

アップル引越センターは、IKEAの本棚の分解・組み立てにも対応してもらえますし、他の引越しの荷物もまとめて引越し先に運んでもらうことが可能です。

カグッコシ

参照:カグッコシ

カグッコシは、IKEAやニトリの本棚の解体・組み立てなどに対応してもらえます。

職人引越センター

参照:職人引越センター

職人引越センターでは、IKEAの本棚の分解・引越し・再組み立てサービスの「イケア引越しパック」があります。

引越し業者の本棚の分解・解体の対応

上段と下段に分解可能な本棚は、引越し業者が分解・組み立てをしてくれる

ユニット式の本棚は、引越し業者が分解・組み立てをしてくれる

組み立て式の本棚は、引越し業者が解体をしてくれない事が多い

IKEAの本棚は、引越し業者が断るケースがある

IKEAの本棚を自力で解体した場合、補償をしてもらえない

ニトリ・IKEAの本棚は、専門の家具配送業者に依頼すると良い

本棚の上下の分解方法

参照:生活雑貨

高さがあって上段と下段に分解できる本棚やユニット式の本棚は、引越し業者が分解してくれる事が殆どですが、ここでは、自力で本棚を上段と下段に分解する方法を紹介させて頂きます。

高さのある本棚、ユニット式の本棚の上段と下段を分解する流れは、以下になります。

上段と下段に分かれる本棚の分解の流れ

上段と下段を固定しているネジを緩める

上段を引き上げて、上段と下段を分解する

順番に説明をしていきます。

上段と下段を固定しているネジを緩める

参照:生活雑貨

高さのある本棚やユニット式本棚の裏側にある上段と下段を固定する連結器具のネジを緩めて連結器具を取り外します。

上段を引き上げて上段と下段を分解する

参照:MODERN DECO

本棚の上段を上に引き上げると、上段と下段を簡単に分解が出来ます。

本棚の上段と下段の接続部分は、転倒防止の為にダボで固定されている事が多く、接続面がボンドを使用していなければ、容易に分解が可能です。

上段の底板と下段の棚板部分の中でネジで固定している場合

参照:Yahoo!ショッピング

上記画像の本棚の連結部分は、上段の底板と下段の棚板の中で連結器具にネジを使用して固定しています。

参照:Yahoo!ショッピング

本棚の連結器具のネジを緩めれば、本棚を簡単に上段と下段に分解出来ます。

棚板の取り外しは、引越し業者に確認する

参照:Amazon

高さのある本棚やユニット式の本棚を上段と下段に分解した際やコンパクトに分解した際に棚板を取り外すかどうか?に関しては、引越し業者ごとに対応が違ってきますので、事前に確認をしておくと良いでしょう。

もし本棚を板状に完全に解体する場合は、当然、棚板も一つ一つ取り外し、解体をしますが、本棚を上段と下段に分解する程度であれば、棚板は取り外さずに、「脇止め」という作業をして固定する方が作業が少なくて済むので良い場合があります。

わざわざ棚板を全て取り外し、ロープで縛る必要がない場合もあるので、事前に引越し業者に確認をするようにしましょう。

組み立て式の本棚の解体方法

参照:IKEA

上記画像のIKEAの本棚(BILLY)は、高さ202cm、奥行28cm、横幅160cmあるので、階段や廊下の曲り角などから入らない事が多いです。

またIKEAの組み立て式本棚の場合は、組み立て式家具なので、引越しの際に一つ一つが板状になるまで解体をしなければなりません。

IKEAのような組み立て式本棚は、引越し業者によっては、解体・組み立てをしてもらえる業者もあれば、対応してくれない業者もあるので、ここでは、自力でIKEAの本棚(BILLY)を解体する方法を紹介させて頂きます。

IKEAの組み立て式本棚(BILLY)の解体の流れは、以下になります。

組み立て式本棚(BILLY)の解体の流れ

背板を取り外す

横板を取り外す

細かく板状にしてまとめておく

順番に説明をしていきます。

背板を取り外す

参照:カグッコシ

まずは、IKEAの本棚(BILLY)の背板側を上にして寝かせます。

参照:カグッコシ

背板を固定している釘を一つ一つ抜いていき、背板を取り外します。

コツとしては、バールが釘の頭を深く引っ掛けられるように、ハンマーをつかってバールを叩きます。

釘の頭を引っ掛けられたら、テコの原理を応用して、釘を抜いていきます。

背板を固定している釘を全て抜くことが出来たら、背板を取り外します。

横板を取り外す

参照:循環ライフ

続けて横板を取り外します。

上記画像のようにネジの部分(カムロックネジ)をマイナスドライバーで180度回転させて緩めます。

参照:循環ライフ

カムロックネジを緩めると、手で板を引っ張ると横板を取外すことが出来ます。

カムロックネジを緩めて、横板を取り外す方法に関しては、下記動画も参考にしてみて下さい。

引越しの際にカムロックネジを完全に取り外す場合は、下記動画を参考にしてみて下さい。

細かく板状にしてまとめておく

参照:日々断捨離×時々DIY

最終は、上記画像のように板が一つ一つになるまで細かく解体して分けておきます。

そうすることで、引越し業者さんは、引越しの際にIKEAの組み立て式の本棚を運んでくれます。

解体した本棚の梱包に関しては、殆どの場合は、引越し業者の方でしてもらえますが、見積もりの際に事前に梱包をきちんとしてもらえるか?確認をしておきましょう。

IKEAの本棚の解体は、自力でするのは、なかなか大変そうだね。

IKEAの本棚の解体・組み立ては、大変な場合は、料金はかかりますが、アップル引越センター、カグッコシ、職人引越センターに依頼すると良いですよ。

解体する時にカムロックネジや木ダボなどが壊れてしまった場合は、IKEAに行けば、無料でパーツをもらえます。

その他の本棚の解体について

参照:家具などの基本構造を図解!

IKEAの本棚以外でも本棚の構造は、基本的に上記画像のように背板、側板(横板)、棚板、底板、幕板などで出来ています。

背板を固定している釘を抜き、背板を取り外し、その次に側板(横板)を固定しているネジ類などを緩め、棚板から側板(横板)を取り外せば、本棚を解体して一つ一つを板状にすることが可能です。

もし、自力で本棚を解体する際は、解体をする際に釘やネジ類を無くさないように注意する事と解体する際に釘やネジをうっかり曲げてしまわないように注意すると良いです。

本棚の運び方

引越しの際に本棚を持ち運ぶのは、通常は、引越し業者にしてもらいますが、ここでは、自力で本棚を搬入・搬出する際の運び方を紹介します。

本棚を運ぶ場合は、事前に「搬出経路、搬入経路を確認する」「本棚の中身の本を取り出しておく」「本棚を分解・解体する」などの必要に応じた事をしておきましょう。

ここでは、「搬出経路、搬入経路を確認する」「本棚の中身の本を取り出しておく」「本棚を分解・解体する」などの必要に応じた手順を終えてからの内容を紹介させて頂きます。

本棚の中身の本の梱包については、下記ページをご確認下さい。

本棚を梱包する

参照:Amazon

基本的には、本棚の梱包は、引越し業者が全てしてくれますので、自分ですることは、本棚の中身の本などを全て出しておく事です。

自分で本棚の梱包をする場合は、上記画像のような専用の梱包資材(ジャバラ)や毛布などで本棚を包み紐で固定します。

階段、廊下などを養生をする

本棚を搬出・搬入を自力でする際は、階段や廊下をキルティング材や毛布、ダンボールなどで養生しておくのも重要です。

例えば、廊下の曲がり角で本棚を方向転換する際に傷をつけてしまったり、本棚を階段の上に置く際に少し引きずってしまって本棚や階段を傷つけてしまう場合などがあります。

特に本棚の分解・解体が出来なくて、階段や廊下の幅ギリギリで搬入・搬出する場合は、階段や廊下を傷つけないように養生すると良いです。

本棚は2人以上で持ち運ぶ

本棚は、軽いものもありますが、一人で持ち上げるとなると、無理をして腰を痛めてしまったり、本棚を引きずってしまったり、壁にぶつけてしまう場合があるので、無理をせずに2人で持ち運ぶようにしましょう。

エレベーター部分の本棚の運び方

マンションによくある小さて横幅と奥行の狭いエレベーターの場合は、本棚を立てた状態で対角線上に斜めにする事でエレベーターの中に収めて運ぶことが出来ます。

玄関部分の本棚の運び方

マンションやアパートでは、玄関前の共有スペースの幅が狭い場合は、本棚を立てた状態で回転させながら壁にぶつけないように慎重に運んでいきます。

廊下の曲がり角の本棚の運び方

横幅が狭い廊下の曲がり角で本棚を通す際は、本棚を横に倒したままだと、曲り角で回転出来ない場合があります。

もし廊下の曲り角で本棚が回転出来ない場合は、本棚を一旦、立てます。

本棚を立てたら、今度は、本棚を曲がり角に対して少しずつ回転させながら移動していきます。

すると、横幅が狭い廊下の曲がり角でも本棚が通れるようになります。

階段の本棚の運び方

本棚を階段を通って2階に搬入する際は、階段面に合わせて斜めに倒し、2人で上と下に分かれて持ち運びます。

本棚を持ち運ぶ際に足を踏み外す事が無いように一段一段、慎重に持ち運ぶようにしましょう。

階段の踊り場部分まで来たら、本棚を一旦、立てて、回転させて階段の壁に当たらないように気をつけて持ち運びます。

本棚の運び方のポイント

本棚を梱包する

階段、廊下などを養生をする

本棚は2人以上で持ち運ぶ

エレベーターの奥行が狭い場合は、本棚を対角線上にして入れる

玄関部分は、本棚を回転させて入れる

廊下の曲がり角は、本棚を立てて、回転させて運ぶ

階段部分は、階段面に対して水平に本棚を倒して運ぶ

階段の踊り場部分は、本棚を立てて回転させて運ぶ

本棚の分解・解体・引越し料金の格安業者の見つけ方

本棚のみの引越しであったり、本棚の分解・解体・組み立てを引越しの際に業者に全てしてもらいたい場合であったり、IKEAやニトリの組み立て式の本棚の解体・組み立ても引越し業者にしてもらいたい場合、どのようにして引越し業者を探せば良いでしょうか?

引越し業者によっては、本棚の分解・解体・組み立てを基本料金内でしてくれる業者もあります。

また本棚の分解は基本料金内でしてくれても本棚の組み立ては追加料金がかかる場合があります。

IKEAの本棚の解体や組み立てを断る業者もあれば、IKEAの本棚を専門的にしてくれるカグッコシやアップル引越センターなどもあります。

本棚の引越しと言っても、分解や組み立てが必要なのか?IKEAの本棚なのか?などの状況によって、引越し業者の対応も違いが出てきますし、本棚の引越し料金にも違いが出てきます。

本棚の引越しの置かれている状況によって最適で格安な引越し業者を探すには、一社のみに相談したり、見積もりを依頼するよりも複数社に相談したり、相見積もりを取ることが大切です。

本棚の解体・組み立てを請け負ってくれる引越し業者を探すだけでも、なかなか大変に思えてきた。

最低3社以上に相談や見積もりを取る

本棚の引越しを状況に合わせて最適な業者に依頼したり、引越し費用を安く抑えたいなら、最低3社以上に相談したり、相見積もりを取った方が良いです。

引越し料金というのは、定価というものがなく、複数の引越し業者から相見積もりを取ることで、値引き交渉が出来たり、業者間の価格競争が起こり、費用が安くなることが普通にあります。

また、本棚の分解・解体や本棚の組み立てなども必要であれば、尚更、3社以上に相談して、安心して依頼できそうな業者を比較して選ぶ事も大切です。

複数の業者に相談したり、見積もりを依頼すると言っても、インターネットで一つ一つ探すのも面倒だし、一つ一つの業者に建物の状況や本棚の大きさなどを伝えるのも面倒だね。

複数の業者に見積もりを依頼する手間を省いてくれる便利なサービスが実はあります。

引越し一括見積もりサイトを利用する

引越し一括見積もりサイトは、複数の引越し業者に1度の簡単な情報入力で、最大で10社からの見積もりを無料で取ることができます。

また、あなたの地域の本棚の分解・解体・組み立てを含んだ引越しを請け負ってくれる業者を引越し一括見積もりサイトを利用すると、簡単に見つけることができます。

引越し一括見積もりサイトには、100社~200社位の引越し業者が登録しているので、本棚の引越しが安くなりやすい引越し業者を見つけることも容易です。

さらには、引越し一括見積もりサイトに登録している引越し業者間で価格競争も起こりやすいく、値引き交渉も応じてもらいやすくなります。

このように、引越し一括見積もりサイトを利用することによって、本棚の引越しを安く請け負ってくれる業者を簡単に見つけることが可能です。

引越し一括見積もりサイトを利用するメリット

一度の情報入力で最大10社の見積もり金額が分かる

あなたの地域の本棚の引越しを請け負ってくれる業者が簡単に見つかる

価格競争が起こり、値引き交渉にも応じてもらいやすい

一番安い業者が見つかりやすい

本棚の分解・解体・引越しにオススメの一括見積もりサイト2選!

本棚の分解・解体・引越し料金の見積もりの取り方


後ほど紹介する引越し一括見積もりサイトにアクセスしたら、上記画像の本棚の部分に「1」と入力しましょう。

備考欄に「本棚を分解してから引越し」などと入力をしましょう。

以下に本棚の分解・解体・引越しの見積もりを取る際にオススメの引越し一括見積もりサイトを紹介します。

オススメ1位 引越し侍

引越し侍の特徴

引越し業者の提携数が業界No1なので一番安い引越し業者を見つけやすい!
最大10社の見積もりが可能!
引越し料金が最大で50%安くなることもある!

テレビでも有名な引越し見積もりサイト!
たった50秒で見積もりが完了し、5万円以上お得に引越ししたい方は、引越し侍がオススメ!
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オススメ2位 SUUMO引越し

SUUMO引越しの特徴

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見積もりの際にしつこい電話営業が嫌な方。
電話よりもメールだけでやり取りをしたい方にオススメ。
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