本棚は、引越しの際に準備や梱包など大変な家具の中の1つです。
本を梱包せずにそのまま引越ししてもらいたいところですが、やはり事前に梱包する必要があります。
本棚の引越しの準備は、何かと面倒なので、事前にポイントをつかんでおくことが大切です。
また、本棚のみの引越しをしたい時の料金相場はどれぐらいなのか?、どのような引越し業者に依頼すれば良いのか?なども疑問に思う事と思います。
このページでは、本棚の引越し準備や梱包方法、本棚の引越し費用を相場より安くする方法などを紹介します。
目次
本棚とは?
本棚とは、文庫本、書籍、漫画、雑誌などの書物を収納する棚のことをいいます。
本棚にも様々な種類があり、オープンラック、扉付きラック、スライド式ラックなどがあり、小さい本棚もあれば、大きな本棚もあります。
材質はほとんどが木材になっていいますが、扉の部分がガラスになっている本棚もあり、本棚の種類によっては、引越しの際の梱包方法に違いが出てくる場合もあります。
本棚の中身の本はどうしたら良い?
本棚の中身の本は、本棚に入れたままで運んでもらう事は出来るの?
小さな本棚でない限り、基本的には、本棚の中身の本は取り出して、ダンボールに梱包する必要があります。
本は、1冊だとそれほど重たくないですが、何冊もになってくると、とても重たいので、本棚に本が残っているまま引越しをすると、本棚に負担がかかって、歪んでしまう事もあるので、本棚の中の本は、取り出して梱包するようにしましょう。
本の梱包に準備するもの
本を梱包する際に準備するのは、以下の2つです。
小さめのダンボール
ガムテープ
ダンボールは、小さめのものを準備します。
大きめのダンボールだと、本を詰め込んだ際に本の重量で底が抜けてしまって本がバラバラに散らかってしまう事があります。
また、大きなダンボールは、本を詰め込むとかなり重くて、運ぶのが大変です。
ダンボールのサイズの目安は、高さ×横幅×奥行の合計が100㎝近くの「100」の小さいサイズのダンボールが、本を梱包するには最適です。
本の梱包方法
本をダンボールに詰め込む際は、本を縦向きに詰め込むと、ダンボールの底が抜けてしまう事があるので、本を寝かせるか、横向きに立てて詰め込むと良いです。
また、可能であれば、隙間に緩衝材(別名 プチプチ)を入れておくと、ダンボールを積み上げる際に上面が凹みにくいですし、本のダメージも少なく済むのでお勧めです。
本をダンボールに梱包する際に処分する本と引越し先に持っていく本と分けるようにしましょう。
本の梱包の際についつい本を読み更けてしまって、あっという間に時間が過ぎてしまう事もあるので、注意が必要です。
本の梱包を引越し業者にしてもらう事は出来るの?
本の梱包って自分でするのではなくて、引越し業者にしてもらう事も出来るの?
引越し業者は「おまかせパック」「らくらくパック」などのサービス名で本の梱包などもしてもらう事が出来ますよ。
引越し業者には、梱包や荷ほどきサービスがあって業者によっては「おまかせパック」「らくらくパック」などというサービス名で提供されています。
荷造り&梱包サービスを利用するメリット
荷造りの手間がなくて済む
引越し作業が疲れなくて済む
他の作業に時間を割ける
荷造り&梱包サービスを利用するデメリット
引越し費用が高くなる
本の整理はある程度しておく必要がある
要らない本を処分しておく必要がある
荷造り&梱包サービスの詳細を詳しく知りたい場合は、下記ページをご確認下さい。
引越し時に本棚の解体・分解は必要?
引越しの際に本棚は解体した方が良いの?
基本的に大きくて持ち運びが大変な本棚以外は、解体はしなくて大丈夫です。
本棚やカラーボックスには、様々なタイプがあります。
オープンラック、スライド式本棚、ディスプレイ本棚など様々な本棚のタイプがありますが、基本的には、引越し業者がそのまま運んでくれるので、分解は必要ありませんし、棚板もそのままで大丈夫です。
本棚を解体することで余計な労力と時間がかかりますし、引越し後の組み立ても大変です。
本棚を解体したところでそれほど大きなスペースの違いが出る事もありません。
扉付きラックの場合
参照:Rakuten
よっぽどサイズが大きくない限り、基本的に分解をする必要はありません。
扉がガラス製である場合でも引越し業者の方でガラスが割れてないように丁寧に梱包して運んでもらえます。
引越し業者が必要に応じて、ガラスの扉を外して個別に梱包する場合もあります。
ディスプレイラックの場合
参照:Rakuten
ディスプレイラックの場合もよっぽどサイズが大きくない限り、分解する必要はありません。
中身の本などを出しておけば、引越し業者の方でそのまま運んでもらえます。
スライド式本棚の場合
参照:Rakuten
スライド式本棚の場合もサイズが大きくなければ、分解の必要はありません。
スライド式本棚は、他の本棚と比べて、スライド出来る箇所が多くなると、その分、重量が出てきますが、コンパクトに収まる限り、引越し業者がそのまま運んでくれます。
壁面ラックの場合
参照:Rakuten
上記画像のような壁面ラックのような大きな本棚の場合、玄関や廊下、窓を通る事が出来ないので、解体・分解が必要になるケースがあります。
本棚の分解・組み立ては業者でしておらえる?
壁面ラックのような大きな本棚は、自分で分解した方が良いの?
引越し業者の方で分解・解体をしてもらえますが、訪問見積もりの際に確認をしておくと良いでしょう。
旧居での本棚の解体や引越し先での本棚の組み立てを引越し業者に依頼する場合は、追加でオプション料金がかかる場合があります。
大きな本棚の分解・組み立てに関しては、業者によっては基本プランの中に含まれる場合もありますし、オプション費用で5,000円前後がプラスで必要になる場合もありあす。
また、自分で分解・組み立てをするのが大変な大きな本棚の場合で引越し業者がしてくれそうな場合は、無理せずにお願いした方がおすすめです。
自分で本棚を分解・組み立てをする場合
本棚を自分で分解・組み立てって出来るかな?
自分で本棚の分解・組み立てを行うことは、可能です。
ただし、面倒な作業と時間が意外とかかるので、なかなか大変になってくるケースが多いです。
準備するのもは、以下になります。
工具
説明書
出来上がっている状態の写真を残しておく
工具と本棚を買った時の組み立てをした場合があれば、その時の説明書などがあれば良いです。
あとは、分解をする前に出来上がっている状態の写真を残しておくことも大切です。
大きな本棚を分解する際に可能であれば、全て解体して、板状にまとめておくと、玄関や部屋のドア、廊下を運ぶ際に楽に運べます。
本棚の板版も可能であれば、一つ一つ分解し、重くなりすぎないくらい重ねてビニールひもでくくっておくと良いでしょう。
本棚がかなり大きい場合は、出来れば一人でするよりは、誰かに手伝ってもらった方がより安全に解体、組み立ての作業が出来ます。
本棚の分解・解体に関して更に詳しく知りたい場合は、下記ページをご確認下さい。
引越し時の本棚の梱包
参照:JapanMove
引越しの際に本棚の梱包って自分でしなくても大丈夫なの?
引越しの際の本棚の梱包は、基本的に引越し業者の方で丁寧にしてもらえます。
本棚は、本を取り出してしまえば、とても軽いので、楽に持ち運びができます。
引越し業者が引越し当日に専用の梱包資材で丁寧に梱包をしてくれます。
棚板は外した方が良い?そのままで大丈夫?
参照:書斎家具屋
棚板は、基本的には、そのままで大丈夫です。
棚板が外せる本棚の場合は、引越し業者の方で「棚止め」という作業をして、棚板が外れないように固定して梱包してくれるので大丈夫です。
スライド式本棚の梱包
スライド式の本棚の場合は、運ぶ際にスライドさせる部分が動いてしまって本棚や壁を傷つけてしまったり、運ぶ人がケガをしてしまう事があります。
そうならないようにダンボールを加工して、スライドの隙間にはめ込み、きちんと固定することで、安全に本棚を運ぶことが出来ます。
スライド式本棚の場合も引越し業者に梱包を全ておまかせするのがオススメです。
扉付きラックの梱包
扉付きラックの場合は、運ぶ際に扉が開いてしまって本棚や壁を傷つけてしまったり、運ぶ人がケガをしてしまうリスクがあります。
ガラスの扉の場合は、扉が開いてしまってガラスが割れてしまう場合もあります。
ガラス扉の部分は、外して個別に梱包し、「ワレモノ」「取扱注意」などと書いておくと良いです。
扉付きラックの場合も引越し業者に梱包を全ておまかせするのがオススメです。
本棚だけの引越しってできるの?
本棚だけでも引越しって出来るの?
多くの引越し業者では本棚だけ、タンスだけといった大型家具単品での引越しに対応していますよ。
なんか本棚だけの引越しって気が引けるな。。。
本棚だけなどの引越しは頼みにくい…と感じるかもしれませんが、実際には家具や家電1点から引越しを依頼する人は急増しています。
引越し業者側もそのようなニーズに応えて、通常の引越しプランとは別に家具や家電など家財1点から輸送可能なサービスを用意している引越し業者はたくさんあります。
引越し業者以外でも運送会社でも家具や家電などを輸送するサービスを実施している業者はたくさんあるのでチェックしてみてください。
宅急便業者、引越し業者に本棚の引越しを依頼する場合の料金相場を比較!
本棚を業者にお願いする場合、どこがおすすめなの?
様々なおすすめ業者がありますので、紹介しますね。
ヤマトホームコンビニエンス「らくらく家財宅急便」
クロネコヤマトのヤマト運輸の中でも引越し業者を担っているのがヤマトホームコンビニエンスになります。
ヤマトホームコンビニエンスのらくらく家財宅急便は、本棚1つなど家具、家電1つからの引越しに対応してくれます。
らくらく家財宅急便はネーミング通り、家財を宅急便のように、輸送してくれる引越しサービスになります。
本棚、カラーボックス、オープンラックなど家財1点からの輸送が可能であり、梱包や設置は通常の引越し作業と同じように行ってくれます。
らくらく家財宅急便での本棚の引越し費用の相場
ヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅急便」は本棚の大きさ(高さ+横幅+奥行の3辺の合計)と移動距離によって価格が変動します。
参照:Rakuten
ここでは、上記画像の本棚を解体しないままのサイズ(幅88x奥行29.5x高さ180cm=3辺の合計297.5cm)の引越し料金を紹介します。
サイズ | 東京都内 | 東京~大阪間 | 東京~福岡間 |
---|---|---|---|
297.5㎝ (3辺合計) | 10,945円 | 12,375円 | 16,885円 |
料金の算出は、以下のページにて算出しております。
参照:ヤマトホームコンビニエンス「大型家具輸送 らくらく料金検索」
オプションサービス
大きな本棚の場合、分解・組み立てが必要になる場合があります。
工具を使う分解、組み立てをお願いする場合、オプションサービスになります。
また、本棚が2階まで吊り上げや吊り下げが必要になったり、クレーン吊り上げが必要な場合もオプションサービスになります。
オプション料金は以下になります。
作業内容 | 料金 |
---|---|
家具の分解 | 3,300円 |
家具の組み立て | 4,950円 |
家具の吊り上げ/吊り下げ (2階まで) | 11,000円 |
クレーン吊り上げ (提携業者作業) | 要相談 |
赤帽
参照:赤帽
赤帽は、「全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会」という個人事業主の団体です。
運送車両は全て軽貨物自動車となり、そこに入る大きさの家財であれば、1点から輸送可能です。
赤帽の軽トラックの大きさは、長さ194cm、幅141cm、高さ18cmになります。
最大積載量は、350kgまでの重さであれば、運搬可能です。
ここでは、本棚を解体しないままのサイズ(幅88x奥行29.5x高さ180cm=3辺の合計297.5cm)の引越し料金を紹介します。
赤帽の場合は、本棚の引越しが近距離であれば、料金が安くなりやすいですが、中距離や長距離になると、走行距離によって追加料金が加算されて割高になります。
赤帽での本棚の引越しの料金相場
時間・距離 | 運賃・料金 |
---|---|
作業時間2時間以内 走行距離20㎞以内 | 7500円~13750円 |
1台1行程 ドライバー1名 土曜、日曜、祝日は2割増 繁忙期1割増 |
赤帽の場合は、地域によって、多少の費用のばらつきがありますので、詳しい金額は直接問い合わせをしましょう。
また引越しの時間が2時間を超えたり、距離が20㎞を超える場合は追加料金が加算されます。
その他の本棚だけの引越しも可能な単品輸送取り扱い業者
ヤマトホームコンビニエンスや赤帽以外にも本棚だけの引越しを受け付けてくれる引越し業者は他にもありますので紹介しますね!
単品輸送取り扱い業者一覧
引越し業者 | プラン名 |
---|---|
SGムービング | 単品プラン |
ファミリー引越センター | 単品輸送便 |
アーク引越センター | 大物限定プラン |
引越しのムービングエス | 小口引越 |
キタザワ引越センター | 一発予約家財宅配便 全国家財宅急便 |
ダック引越センター | 家具だけプラン |
単品輸送取り扱い業者での本棚の引越し費用の相場
ここでは単品輸送取り扱いの引越し業者で本棚を引越しする場合の費用の相場を紹介します。
大きさ | 東京都内間 | 東京~大阪間 | 東京~福岡間 |
---|---|---|---|
幅88x奥行29.5x高さ180cm =3辺の合計297.5cmの本棚 | 8,000円~ 20,000円 | 15,000円~ 28,000円 | 25,000円~ 35,000円 |
上記費用は、数ある引越し見積もりサイトの料金の相場を参考にしてまとめた料金の目安です。
細かな費用については、SGムービング、ファミリー引越センター、アーク引越センターのサイトを調べてもきちんとした表示はされていません。
価格は、交渉次第で安くもなりますし、高くもなりますし、時期や曜日によっても変動します。
ですので、本棚の引越しを行ってくれる業者選びはしっかりと判断することが大切です。
本棚の単品での引っ越しをする際には、引越し料金を複数の業者から見積もりをしてきちんと相場を把握し、どの業者にお願いするのが良いのか?を知っておくことが大切です。
見積もり相場を知っておくことで、その見積もり額が妥当なものかどうかをチェックすることができます。
逆に相場を知らないで見積もりを見てしまうと、その金額が妥当なものなのか、安いものなのかを判断することができません。
本棚の引越しの見積もりを取るのにオススメの一括見積もりサイト2選!
本棚の引越しの見積もりの取り方
後ほど紹介する引越し一括見積もりサイトにアクセスしたら、上記画像のベッドの部分に「1」と入力しましょう。
以下にの本棚の引越しの見積もりを取る際にオススメの引越し一括見積もりサイトを紹介します。
オススメ1位 引越し侍
引越し業者の提携数が業界No1なので一番安い引越し業者を見つけやすい!
最大10社の見積もりが可能!
引越し料金が最大で50%安くなることもある!
テレビでも有名な引越し見積もりサイト!
たった50秒で見積もりが完了し、5万円以上お得に引越ししたい方は、引越し侍がオススメ!
引越し侍なら一番安い引越し業者を見つけられます。
オススメ2位 SUUMO引越し
電話番号の入力が必要ない唯一の見積もりサイト!
しつこい営業電話がいっさいない!
メールだけで引越し業者とやり取りできる!
見積もりの際にしつこい電話営業が嫌な方。
電話よりもメールだけでやり取りをしたい方にオススメ。
たった30秒で引越しの見積もりが可能です。
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