引越しの荷物

何を減らせば安くなる?荷物量別の引越し料金の相場を把握!

引越し料金は荷物の量によって料金が変動することをご存じですか?

そうなの??

引越しにかかる料金は私達が思っているよりも高額になるケースが実は多いんです。
できるだけ引越し料金を安く抑えたい!という人は荷物の量に注意してみましょう。
ここでは荷物の量によって引越し料金がどれくらい変わってくるのか?についてまとめてみましょう。

目次

引越し料金ってどうやって決まるの?

引越し料金は引越し業者に見積もりを依頼すると一目瞭然ですが、各引越し業者によって引越し料金には差があります。

引越し料金には、定価と呼ばれるものがありません。

そのため各引越し業者によって同じ条件で引越しを依頼しても、引越し業者によって安いところもあれば高いところもあるのです。

引越し料金は、以下の内容によって変動してきます。

引越し料金が変動するポイント

荷物の量

引越しする距離

引越しする時期

オプションサービスの有無

移動する距離に関しては条件を変えることができませんので、この中で引越し料金を安くするために変えることができる条件と言えば「荷物の量」です。

荷物の量は、荷物量が少なければ引越し料金が安くなりますし、逆に荷物の量が多い場合には、引越し料金は高くなります。
荷物の量が多くなると、作業スタッフの人員も多くなりますし、搬出、搬入にかかる時間も多くなります。

引越し料金を安くしたいのであれば荷物の量を減らしてみよう

引越し業者に引越しを依頼する場合、引越し料金がどのように決まるのか、どのくらいの料金が必要なのかを把握しておくとよいでしょう。
引越し料金は標準引越し運賃によって基準価格が定められており、引越しに使用するトラックの大きさと引越しの移動距離で価格変動します。

基本的に荷物が多くなればなるほど、引越し料金は高くなります。
これはチャーターするトラックのサイズが荷物量が多くなると、大きくなってしまうので、基本料金からアップしてしまうのです。

業者が荷物の量を判断するのは、実質的な量ではなく、見た目の量になります。

特にダンボールの数で荷物量を判断する引越し業者は多いです。
実質的な量は少なくても、余裕のある梱包方法をしていると、見た目の量は多くなるので引越し料金は割高になりやすいです。

かさばりやすい食器などのキッチン用品や衣類などは、梱包の方法によってはダンボール3~5個ほどそれだけで使用することもあります。
荷物の量は見た目の量を減らすことが重要ですので、ダンボールでの梱包はできるだけ少なく、整頓して入れるようにしましょう。
業者によってはダンボールが数個違うだけも千円以上の差が生じることもあります。

自分たちで梱包する場合は、かさばらないように注意が必要だね。

荷物の量を減らすにはどうすればよい?

荷物の量を減らすにはどうすればよいの?

多くの人は引越し前までに不用品を処分するようにしていますよ。

引越しは不用品を一斉処分できる大切なタイミングです。
荷物が減れば、引越し料金は減りやすいです。

また荷物量を減らすためには、絶対にいるものと処分してもOKなのものを分けていきましょう。
不用品の処分にはゴミの分別方法もありますし、大物の処分となると業者に引き取ってもらった方がラクチンです。

不用品の処分方法については、下記記事をご覧ください。

荷物の量別の引越し料金の相場を把握しよう

引越し料金を変動させる要因の1つである引越し時の荷物量。

荷物の量別の引越し料金の相場を教えて!

ここでは荷物の量別の引越し料金の相場をまとめてみましょう。

トラックの大きさ別の引越し料金の相場

ここでは、トラックの大きさ別の引越し料金の相場を紹介します。

荷物量が2tトラックで足りる場合と、荷物量が多くて4tトラックじゃないと足りない場合では、引越し料金にも違いが出てきますので、参考にしてみて下さい。

トラック便による時間制運賃率
 4時間制8時間制8時間以上
(時間毎)
1t車
まで
15380円25620円2590円
2t車
まで
16940円28440円2800円
3t車
まで
18160円30360円3000円
4t車
まで
20110円33520円3190円
5t車
まで
21380円37120円3370円
6t車
まで
22570円39520円3660円
8t車
まで
25420円43560円4090円
10t車
まで
27850円47600円4540円
12t車
まで
30250円52030円4800円

時間制運賃とは引越しの距離が100キロ以内の場合に適用されます。
トラックを使用した時間で運賃が決定するもので、トラックを使った時間はトラックが指定場所へ到着した時間から作業終了後に車庫に帰った時点までの時間を言います。
4時間制、8時間制、8時間以上の3段階で決められています。

トラックの重量が軽くて、時間が短いほど、引越し料金が安くなります。

単身者での引越しの場合、荷物量が多少多い人であっても2トントラックで足りるでしょう。
4人家族になると、4トントラックでも荷物が入りきらない場合もあるので注意が必要です。

トラック便による距離制運賃率
 100㎞
以上
150㎞
以上
200㎞~
500㎞
20㎞毎
500㎞
以上
50㎞毎
1t車
まで
28420円33120円2090円5240円
2t車
まで
31430円36710円2320円5820円
3t車
まで
33580円39180円2470円6200円
4t車
まで
35810円41860円2640円6640円
5t車
まで
39670円46340円2930円7340円
6t車
まで
43550円50870円3230円8050円
8t車
まで
49140円57400円3640円9060円
10t車
まで
54480円63680円4040円10100円
12t車
まで
56360円65830円4180円10430円

距離制運賃は引越しの距離が100キロ以上の場合に適用されます。トラックで走った距離によって運賃が決められており、最短となる経路の距離で計算されます。

ただあくまでも基準になるので、全ての引越し業者で統一されている料金ではないのでその点は注意しておきましょう。
引越し業者は基本運賃の上下10%の料金幅で基本運賃の料金を決めることが可能です。

間取り×人数×ダンボール箱別の引越し料金の相場

平均的な荷物の量の人であれば、部屋の間取りから引越し料金を推測することが可能です。

ここでは、間取り×引越し人数×ダンボール箱数を加味した引越し料金の相場を紹介ます。

単身~家族の近距離の引越し料金の相場(間取り、ダンボール箱数)
間取り引越し人数ダンボール箱数通常期繁忙期
1K単身10~15箱36,000円前後48,000円前後
1LDK単身~
2人家族
15~20箱54,000円前後75,000円前後
2K~2LDK2人家族~
3人家族
20~50箱68,000円前後96,000円前後
3K~3LDK3人家族~
4人家族
40~80箱82,000円前後113,000円前後
4LDK~4人家族~
5人家族
50~100箱97,000円前後129,000円前後

東京都内間での引越し料金の相場になります。

引越し人数、間取りに比例して、ダンボール箱数も多くなり、引越し料金も割高になっていきます。

単身~家族の長距離の引越し料金の相場(間取り、ダンボール箱数)
間取り引越し人数ダンボール箱数通常期繁忙期
1K単身10~15箱69,000円前後130,000円前後
1LDK単身~
2人家族
15~20箱117,000円前後185,000円前後
2K~2LDK2人家族~
3人家族
20~50箱146,000円前後244,000円前後
3K~3LDK3人家族~
4人家族
40~80箱156,000円前後332,000円前後
4LDK~4人家族~
5人家族
50~100箱172,000円前後

東京~大阪間での引越し料金の相場になります。

同じ荷物量でも長距離になると、引越し料金が割高になっていきます。

引越し料金の相場表を見ると、荷物量が多いと、引越し料金が高くなり、荷物量が少ないと、引越し料金が安くなるのが分かると思います。

引越し業者に処分する荷物を相談してみよう

引越しを機に荷物の整理する人は多いですが、荷物量を減らすことで必然的に引越し料金の削減にもつながります。
引越し料金をできるだけ安くしたい!と考えている方は、荷物の処分を積極的に行うようにしましょう。

どの荷物を減らしたら、引越し料金が安くなるのかな?

荷物の処分を引越し業者に相談すれば、どの荷物を処分すれば引越し料金が安くなるかを親身にアドバイスしてくれます。

効率よく引越し料金を安くしたい人はスタッフに聞いてみるのが一番でしょう。
引越し料金が高くなる要因は荷物量、距離、時期などがあります。
荷物量はこの中でも大幅に減らすことができる要因になります。

荷物量が減れば使用するトラックのサイズも小さくなりますので、トラックチャーター料金が安くなります。
また荷物量が減れば、作業をするスタッフの人数も減らすことができます。

荷物量を減らせば引越し料金が安くなるのは確かですが、ただダンボールを2~3個減らしたからといって引越し料金にはほとんど変化がないかもしれません。
そこで訪問見積もり時に引越し業者に何を処分したらどれくらい引越し料金がかかるのか?どの荷物を減らせばどれだけ安くなるのか?をチェックしておくと、よいでしょう。

memo

訪問見積もりの際に引越し業者に何を処分したらどれくらいの引越し料金になるか確認してみる。

荷物量を減らす以外の引越し料金を安くする方法

荷物量は引越し料金を決める上で非常に重要な要因の1つです。
そのため荷物量を減らすことで引越し料金全体を安くすることができるのです。
では荷物量減らす方法以外で引越し料金を安くする方法はあるのでしょうか?

コンテナ便や混載便を使った引越し

荷物量を減らす以外に引越し料金を安くする方法ってあるの?

長距離引越しの場合はトラックチャーター便ではなくコンテナ便や混載便を使った引越しをするのもよいです。

長距離引越しであれば、混載便やコンテナ便であれば安く引越しができます。
混載便は他の人の荷物と一緒に1台のトラックで輸送する引越し方法になります。
複数の引越し荷物を一度に運ぶことになるので、引越し料金は安いです。
コンテナ便は貨物列車として利用して運びます。トラックで荷物を運ぶよりもコンテナ便を利用した方が引越ししやすいと言われています。

引越し料金が安い時期を狙った引越し

引越しする時期によって料金が違うの?

引越しが荷物量によって変動するのと同じように引越しする時期によっても価格は大きく変動します。

引越し繁忙期は引越しハイシーズン時期とも呼ばれ1年の中でももっとも引越し件数が多くなる時期です。
3月~4月が引越し繁忙期と呼ばれており、この時期は引越し業者も非常に忙しく、希望通りの引越し日で作業をしてもらえない…という人もいます。

この引越し繁忙期は引越しの予約が取りづらいだけではなく、価格もかなり高いです。
また作業スタッフの人員不足からアルバイトの作業スタッフが多く派遣されていたり、サービスの質が低下してしまったりすることもあるでしょう。

以下の記事も参考にしてみて下さい。


引越し料金をできるだけ安くしたいのであれば繁忙期は避けて安い時期に引越しをするようにしましょう。

引越し一括見積もりサイトを利用する

引越し業者選びには、引越し見積もり無料一括請求サイトがおすすめです。
引越し見積もり無料一括請求サイトは1回の請求で最大10社からの見積もり請求することができます。
10社の見積もり書を比較するとサービス内容の違い、価格面など知っておきたい事柄がたくさん書いてあります。

引越し見積もり無料一括請求サイトは簡単な情報を入力するだけでOKなので誰でも手軽に利用できるサイトと言えます。

無料で利用できますし、200社以上の引越し業者が提携しているので、自分が希望する引越し業者選びがしやすいでしょう。

単身者であれば単身パックを利用する

単身者で荷物量を減らして少ない人であれば、単身パックもおすすめです。

単身パックってどんなプランなの?

単身パックは専用のコンテナボックスに荷物を詰め込んで混載便で輸送する引越しプランになります。

荷物量が少なければコンテナボックスに十分に入りますし、大型の家具や家電などがなければ追加料金が発生する必要もありません。
単身者の方は単身者向けの引越しプランがどの引越し業者でも充実していますので、ぜひ利用してみて下さい。

単身パックの料金相場は、引越しプランによって異なります。
また選ぶコンテナボックスの大きさによっても価格は変わってきます。
荷物量を把握しながら、無駄のないように専用ボックスの大きさを決めるとよいでしょう。

単身パックも通常のトラックチャーター便と同じく、引越しする時期や距離によって価格が変動します。
特に引越しする時期によって価格は安い時期と比べて2~3倍になることもよくあります。

少しでも引越しを簡単に、そしてリーズナブルに行いたいという場合は単身パックを利用するとよいでしょう。
単身の引越しであっても引越しする時期や荷物量、移動距離によっては家族で引越しするのと大差ないほど高額な引越し料金を求められるケースもあるので注意が必要です。

単身パックについては、下記記事をご覧ください。

オススメ引越し一括見積もりサイト2選!

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