部屋の模様替えの際に電子ピアノを移動させたい場合、一人で運ぶのには、重たいので誰かに手伝ってもらう必要が出てきたりしますよね。
1階から2階へ電子ピアノを移動させたい場合は、分解してから運ぶ必要が出てくる場合もあります。
自力で電子ピアノを分解するのは、自信がないから業者に分解してもらって移動してもらう場合、料金相場はいくらくらいなのか?気になる事でしょう。
このページでは、電子ピアノの室内の移動方法、違う部屋への移動方法、1階から2階への移動方法、業者に依頼さいた際の料金相場などを紹介します。
目次
電子ピアノの種類 サイズや重量はどれくらい?
電子ピアノは、デジタルピアノとも言われていて、電気を用いてピアノの音色を発する電子鍵盤楽器になります。
大型のタイプの電子ピアノもあれば、キーボードタイプの小型の電子ピアノもあります。
主要なメーカーは、ヤマハ(YAMAHA),ローランド(Roland),カシオ(CASIO),カワイ(KAWAI),コルグ(KORG)があります。
ここでは、電子ピアノの移動で少し手間がかかってしまいそうな大型のタイプの電子ピアノのサイズや重量を紹介します。
ヤマハ 電子ピアノ「ARIUS(アリウス)」(88鍵盤)YDP-164R
参照:ビックカメラ
3本のペダル付きで本格的な演奏が出来るヤマハの最上位モデルの電子ピアノです。
幅135.7㎝×奥行き42.2㎝×高さ84.9㎝=3辺合計長さは262.8㎝、重量は42㎏あります。
同じ室内間での移動であれば、分解せずに運ぶことは可能ですが、1階から2階への移動となると、階段が通りにくいので分解した方が良い場合があります。
ローランド 電子ピアノ(88鍵盤)LX705
参照:ビックカメラ
ハイスペックモデルのローランドの電子ピアノです。
幅138.3㎝×奥行き46.8㎝×高さ103.8㎝=3辺合計長さは288.9㎝、重量は74.6㎏あります。
高さもあり、重量もかなりある電子ピアノのモデルなので、同じ部屋での移動でも大人の男性二人でなければ移動は難しいでしょうし、同じ階の違う部屋へ移動させる場合も分解をした方が良いケースもあります。
カシオ 電子ピアノ「Privia」(88鍵盤)PX-770WE
参照:ビックカメラ
カシオの比較的コンパクトな電子ピアノです。
幅139.1㎝×奥行き29.9㎝×高さ79.8㎝=3辺合計長さは248.8㎝、重量は31.5.㎏あります。
奥行きが29.9㎝で小さく、重量も31.5.㎏と、とても軽いモデルの電子ピアノなので、同じ部屋での移動や同じ階の違う部屋の移動は、比較的容易に出来るでしょう。
電子ピアノの設置場所の確認
部屋の模様替えで電子ピアノを移動させたい場合や2階から1階へ電子ピアノを移動させたい場合、移動する前に確認しておきたいことがあります。
それは、移動先の設置場所が電子ピアノの設置に適しているかどうか?です。
設置場所として、適していない場合は、電子ピアノの音色の調子が悪くなってしまったり、すぐに壊れてしまう場合もあるので注意が必要です。
どんな場所が電子ピアノの場所として適しているの?
電子ピアノの設置場所としてのキーポイントは、
- 他の電気製品から離れている場所
- 温度、湿度の変化が少ない場所
- 直射日光が当たらない場所
- キッチンなどの水場が遠い場所
が理想的です。
他の電気製品から離れている場所
楽器本体やテレビやラジオに雑音が生じる場合があるので、電子ピアノは電気製品から離れた場所に設置するようにしましょう。
湿度の変化が少ない場所
電子ピアノのような電子機器は、温度の急激な変化がある場所は、故障の原因になります。
動作が不安定になる場合があるので、エアコンの風が直接当たるような場所も避けるようにしましょう。
直射日光が当たらない場所
直射日光が当たる場所は、電子ピアノのパネル部分が変形したり、内部の部品が故障する場合があるので、避けるようにしましょう。
どうしても置かなければならない場合は、カーテンなどで工夫するようにしましょう。
キッチンなどの水場が遠い場所
湿気が多いところは、電子ピアノの木部が水分を吸収して変形してしまう場合があります。
キッチンなど水場の近い場所は避けて、水場が遠い場所に設置するようにしましょう。
他の電気製品から離れている場所
温度の変化が少ない場所
直射日光が当たらない場所
キッチンなどの水場が遠い場所
電子ピアノは自力で移動することは可能?
電子ピアノを移動する場合、業者に依頼すると、どうしても料金がかかってしまうので、お金をかけたくないなら、自力で移動できないか?と考える事でしょう。
出来るものならお金をかけずに自力で運びたい。
電子ピアノは、ピアノやエレクトーンと比べると、自力でも運びやすい楽器になります。
電子ピアノは、大きなサイズのタイプであったとしても、ピアノやエレクトーンと比べると、サイズも小さく重量も軽いので、自力で移動させやすい楽器になります。
模様替えの際に同じ部屋の中で電子ピアノを移動させるのは、比較的容易ですし、1階から2階への移動の際に電子ピアノを分解させる必要があったとしても、分解可能な電子ピアノが殆どなので、自力での移動が可能になるケースが多いです。
ただし、移動させる際に注意点もありますし、大型の電子ピアノは、重量もあるので、ケガの危険性も多少は伴います。
もし自力で電子ピアノの移動をさせたいなら、このページの説明をよく読んでから移動するようにしましょう。
電子ピアノを自力で移動する際の注意点
電子ピアノを自力で移動させる際に気を付けていないと、故障させてしまう場合があるので注意が必要です。
どんな事に気を付けた方が良いの?
電子ピアノは、精密機械なので、乱雑に扱って強い衝撃を与えないように丁寧に持ち運ぶようにしましょう。
また、階段の移動の際以外は、鍵盤部分は、出来るだけ水平に保つようにして、鍵盤ユニットの上には物を置かないようにして運びましょう。
電子ピアノを持ち運ぶ際に壁にぶつけてしまう事もありかねないので、壁に電子ピアノをぶつけないように慎重に運ぶことも大切なポイントです。
部屋の模様替えで電子ピアノを自力で移動する場合
部屋を模様替えしたくなって電子ピアノを同じ部屋の違う場所へ移動させたい場合は、比較的簡単に自力で移動させることが可能です。
しかし、電子ピアノを持ち運ぶ場合は、一人では出来ないので、大人二人で持ち上げるようにしましょう。
同じ部屋の移動の場合、電子ピアノを分解することなく、持ち運んで移動させることが可能です。
電子ピアノを持ち運ぶ場合は、両端に二手に分かれて、大人2人で電子ピアノの鍵盤部分を下から持ち上げながら移動させるのが一番手間がかからずに移動する方法です。
ただ、70㎏以上の重量のある電子ピアノの場合は、男性2人がかりでないと、持ち運ぶのが大変になる場合があります。
キャスター付きのらくらくヘルパーセットを使って電子ピアノを移動させる
参照:Amazon
キャスターの付いたらくらくヘルパーセットは、キャスターがついた4つの台車とテコの原理で持ち上げるリフターが付いたセットになります。
リフターはテコの原理を応用するので、70㎏前後ある重たい電子ピアノでも、わずか14㎏で持ち上げられるので、女性一人で電子ピアノの底を持ち上げる事も可能です。
リフターで電子ピアノの底の部分を上げて、キャスターの付いた台車に乗せます。
電子ピアノの四つ角を全てを台車に乗せて、後は移動させたいところに電子ピアノを移動させればオッケーです。
同じ室内間の電子ピアノの移動であれば、らくらくヘルパーセットを使うことで自力での移動も十分可能です。
注意点としては、リフターを使って電子ピアノを持ち上げる際に電子ピアノを転倒させないように気を付ける事です。
毛布を使って電子ピアノを移動する
電子ピアノを動かすときに毛布を使うと意外と簡単に電子ピアノを自力で移動させることも出来ます。
毛布を使って移動する方法もあるんだね。
毛布を使って電子ピアノを移動する場合は、最低2人でする必要があります。
まず、毛布の上に電子ピアノの四隅がしっかり収まるように乗せます。
次に1人が毛布を引っ張りながら、もう1人は電子ピアノ支えながら、2人で電子ピアノを床を滑らせながら移動させていくイメージです。
毛布はフローリングの上だと滑りやすいので、それほど労力がかからずに、電子ピアノを移動させることが可能です。
違う部屋や1階から2階へ電子ピアノを自力で移動する場合
違う部屋や1階から2階へ電子ピアノを自力で移動させたい場合、そのままだと廊下や階段が通りにくいので分解してから運ぶ方が良い場合があります。
電子ピアノは、ほとんどの機種で鍵盤の部分と脚の部分とで分解できますよ。
へ~。そうなんだ!
電子ピアノの鍵盤部分と脚の部分とで分解さえすれば、廊下や階段を大人2人で持ち運びながら、電子ピアノを自力で移動させることが出来ます。
電子ピアノの分解方法・組み立て方法の基本的な流れ
電子ピアノの分解
- 鍵盤部分とスタンドにつながれている、ペダルコードと電源コードを外します
- 鍵盤部分をスタンドから取り外します
- 必要に応じてスタンド部分を分解します
鍵盤部分をスタンド部分から取り外す際は、大人2人でするようにしましょう。
スタンド部分の分解は、大人1人で可能です。
電子ピアノの組み立て
- スタンドを分解した場合は、組み立てる
- スタンドに鍵盤部分を載せてネジで固定します
- ペダルコードと電源コードを取り付けます。
スタンドの組み立ては、大人1人で可能です。
スタンドに鍵盤部分を取り付ける際は、大人2人でするようにしましょう。
ローランドの電子ピアノの分解・組み立て方法
ローランドの電子ピアノの分解・組み立てや移動方法に関しては、上記動画でRP401Rを例にして紹介されています。
他の電子ピアノの分解・組み立て、移動方法に関しても参考になると思うので、確認してみて下さい。
ヤマハ 電子ピアノの組み立て方法
ヤマハの電子ピアノ(ARIUS YDP-164)の組み立て方法に関しては、上記動画で紹介されています。
分解方法に関しては、上記動画の逆の流れを行えば良いので多少、参考になります。
電子ピアノの取扱説明書を無くしてしまった場合
電子ピアノの分解方法と組み立て方法の詳細は、メーカーや機種によって違いが出てきますので、お持ちの機種の取り扱い説明書を確認するようにしましょう。
取扱説明書を無くしてしまったしまった場合は、下記リンクから説明書をダウンロードしてください。
電子ピアノの移動を業者に依頼する場合
電子ピアノを同じ室内の中で移動させるのは、自力でもそれほど大変ではないですが、同じ階の違う部屋へ移動させる場合や2階から1階へ電子ピアノを移動させたい場合は、そのまま持ち運ぶとなると、なかなか大変な作業になるので、業者に依頼した方が安全な場合があります。
また電子ピアノを分解して移動する必要性があるけど、分解や組み立てに自信がない場合も業者に依頼した方が良いでしょう。
ここでは電子ピアノを業者に依頼した場合の料金相場やどのような業者に依頼したら良いか?を紹介します。
電子ピアノの移動料金の相場
料金 | |
---|---|
同じ部屋での移動 | 4,000円~7,000円 |
違う部屋への移動 | 6,000円~12,000円 |
1階から2階への移動 | 8,000円~15,000円 |
分解・組立て | 4,000円 |
電子ピアノの移動料金は、業者によって様々です。
電子ピアノの同じ部屋での移動や同じ階の違う部屋への移動であれば、作業人数は1人~2人で可能なので、費用は比較的安くで済みます。
ただし、電子ピアノの分解や組み立てが必要で業者に依頼した場合は、別途費用が必要です。
電子ピアノの1階から2階への移動になると、費用は同じ階での移動と比べると割高になってきます。
階数が1階分増えるごとに料金は更に高くなります。
電子ピアノの移動料金は、業者によって違ってくる場合があるので、ただ安心できそうな会社と言って1社だけに見積もりを取るのではなく、出来れば3社ほどの相見積もりを取るようにしましょう。
電子ピアノの移動はどのような業者に依頼すれば良いの?
電子ピアノの移動はどのような業者に依頼すれば良いの?
電子ピアノの移動は、ピアノ輸送の専門業者、引越し業者、便利屋などの業者が請け負ってくれます。
電子ピアノの移動は、ピアノ輸送の専門業者、引越し業者、便利屋の中から依頼すると良いのですが、その中でも引越し業者に依頼すると、費用が一番安くなる可能性があります。
引越し業者は、荷物の持ち運びのプロですので、電子ピアノに関しても安心して荷物を持ち運んでもらえますし、電子ピアノ一つの移動のみでも平日の夕方などであれば、値引き交渉に応じてくれやすく、比較的安くで移動をしてもらう事が可能です。
また、引越し業者の場合は、後ほど紹介する引越し一括見積もりサイトを利用して、相見積もりをすると、価格競争が起こりやすく、費用が安く抑えられたりするのでオススメです。
ピアノ輸送の専門業者の場合は、ピアノの移動であれば、依頼すると良いですが、電子ピアノの場合は、電子機器なので、ピアノ専門業者に依頼するメリットはそれほど大きくありません。
電子ピアノの鍵盤部分とスタンド部分の分解に関しては、それほど難しい作業ではないので、ピアノ輸送の専門業者でなくても引越し業者や便利屋でもきちんと分解してもらえるので、安心して依頼できます。
また、便利屋に依頼しても安心して電子ピアノの移動を依頼できますが、引越し業者のように価格競争が起きる可能性がないのと、一括見積もりサイトのような便利屋に特化したサービスがないので、一つ一つ見積もりを取る手間が出てきます。
引越し一括見積もりサイトを利用して電子ピアノの移動の格安業者を見つける
いくつかの引越し業者からまとめて見積もりを取って、少しでも安く電子ピアノの移動をしてくれる業者を見つけたいなら引越し一括見積もりサイトを利用してみましょう。
引越し一括見積もりサイトは、複数の引越し業者に1度の簡単な情報入力で、最大で10社からの見積もりを無料で取ることができます。
また、あなたの地域の電子ピアノの移動作業を請け負ってくれる業者を引越し一括見積もりサイトを利用すると、簡単に見つけることができます。
引越し一括見積もりサイトには、100社~200社位の引越し業者が登録しているので、電子ピアノの移動作業が安くなりやすい引越し業者を見つけることも容易です。
さらには、引越し一括見積もりサイトに登録している引越し業者間で価格競争も起こりやすいく、値引き交渉も応じてもらいやすくなります。
このように、引越し一括見積もりサイトを利用することによって、電子ピアノの移動作業を安く請け負ってくれる業者を簡単に見つけることが可能です。
引越し一括見積もりサイトを利用するメリット
一度の情報入力で最大10社の見積もり金額が分かる
あなたの地域の電子ピアノの移動作業を請け負ってくれる業者が簡単に見つかる
価格競争が起こり、値引き交渉にも応じてもらいやすい
一番安い業者が見つかりやすい
電子ピアノの移動作業にオススメの一括見積もりサイト2選!
電子ピアノの移動の見積もりの取り方
後ほど紹介する引越し一括見積もりサイトにアクセスしたら、上記画像の赤枠の部分の該当するピアノ・エレクトーンの部分に「1」と入力しましょう。
電子ピアノですが、「ピアノ・エレクトーンの部分」で大丈夫です。
備考欄に「電子ピアノを違う部屋へ移動」「電子ピアノを1階から2階へ移動」などと入力をしましょう。
以下に電子ピアノの移動作業の見積もりを取る際にオススメの引越し一括見積もりサイトを紹介します。
オススメ1位 引越し侍
引越し業者の提携数が業界No1なので一番安い引越し業者を見つけやすい!
最大10社の見積もりが可能!
引越し料金が最大で50%安くなることもある!
テレビでも有名な引越し見積もりサイト!
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