部屋の模様替えの際にエレクトーンの移動を自力で移動するする事が出来るのか?疑問に思いますよね。
要らなくなったエレクトーンを2階から1階へ移動させたいけど、どうやって移動しようか?困ったりもします。
同じマンション内の3階から4階へエレクトーンを業者に移動してもらう場合や家の1階から2階にエレクトーンを業者に移動してもらう場合、料金はどれくらいになるのか、そしてどんな業者に依頼すれば良いのか?などの疑問が出てきます。
エレクトーンは、とても重たい楽器ですし、精密機械なので、きちんと運ばないと破損させてしまう場合あります。
このページでは、自力でエレクトーンを移動させる方法、エレクトーンの移動を通常料金の相場より安くする方法などを順番に紹介していきます。
目次
エレクトーンのサイズや重量はどれくらい?
参照:ヤマハ
エレクトーンには、いくつか種類があり、現状のヤマハで発売されているモデルには、サイズ、重さに違いがあります。
ステージアのスタンダードモデルの「ELS-02」、カスタムモデルの「ELS-02C」、プロフェッショナルモデルの「ELS-02X」のサイズは、横幅122.9cm×高さ127.6cm×奥行57.4cmあります。
質量は、100kg~109.5kgとかなり重いので、一人で持ち運ぶことは難しく、大人の男性二人であれば、持ち運びが可能です。
ステージアのベーシックモデルの「ELB-02」のサイズは、横幅111.3cm×高さ110.3cm×奥行50.9cmあります。
質量は、50kgとなり、ELSシリーズよりは軽いので、持ち運びはしやすいモデルです。
コンパクトでカジュアルなモデルの「ELC-02」のサイズは、横幅118.5cm×高さ109.1cm×奥行65.2cmあります。
質量は、46.8kgとなり、ステージアのベーシックモデルと比べると、サイズはあるものの、質量は軽くなるので、持ち運びはしやすいモデルです。
エレクトーンの移動方法は、状況によって変わる
エレクトーンを家の中で移動する方法は、同じ室内で移動する場合、同じ階の違う部屋へ移動する場合、1階から2階へ移動する場合など、どこからどこに移動させるか?によって方法も変わってきます。
同じ室内で移動する場合は、比較的簡単に移動させることが出来ますが、同じ階の違う部屋へ移動させたい場合や1階から2階へ移動させたい場合は、エレクトーンを分解した方が運びやすい場合があります。
エレクトーンを同じ部屋の中で移動させたい場合は、自力での移動も比較的簡単に出来ますが、1階から2階への移動になると、分解が必要になる分、自力での移動が大変なので業者に依頼した方が良い場合もあります。
エレクトーンの引越しに関しては、下記ページをご確認下さい。
エレクトーンの移動経路、設置場所の確認
エレクトーンを1階から2階へ移動させる場合や違う部屋へ移動させる場合、同じマンションの3階から4階へ移動させる場合など、エレクトーンのサイズが大きくて、通れない場合は、分解する必要が出てきます。
自力でエレクトーンを移動させるにも業者にエレクトーンの移動を依頼するにも、エレクトーンが玄関を通れるか?階段を通れるか?設置したい場所に設置できるか?の事前のチェックが必要です。
どんな項目をチェックしておいた方が良いのか?知りたい。
ここでは、エレクトーンの移動経路、設置場所のチェック項目を説明しますね。
玄関の幅・部屋のドアの幅をチェック
エレクトーンを部屋から部屋へ移動させたい場合、エレクトーンを1階から2階へ移動させたい場合は、エレクトーンを移動させる経路の玄関や部屋のドアの幅をチェックする必要があります。
一般的なマンションやハイツの片開のドアの幅で78.5~87.2㎝が標準サイズです。
例えば、ステージアのスタンダードモデルの「ELS-02」やステージアのベーシックモデルの「ELS-02」の場合、奥行きが50cm~57cmですので、大抵の場合は、玄関のドアや部屋のドアを通れます。
しかし、コンパクトでカジュアルなモデルの「ELC-02」の場合、奥行が奥行65.2cmですので、ドアの幅がとても狭い場合、70㎝ほどで余裕を考えると、分解して運んだ方が良い場合もあります。
エレベーターの幅と奥行きをチェック
マンションの1階から2階へエレベーターを通ってエレクトーンを移動させる場合などは、エレベーターの幅をチェックしておく必要があります。
とても小さなエレベーターの場合、エレクトーンを分解した方が移動させやすいケースもあります。
エレベーターのドアの入り口の横幅、エレベーターの奥行をメジャーで事前に測っておいて、分解が必要かどうか?確認をしておきましょう。
階段の幅をチェック
エレクトーンを1階から2階へ移動させたい場合や2階から1階へ移動させたい場合は、階段の幅をチェックする必要があります。
一般的な一戸建ての家の階段の幅は、80cm前後になります。
最近の家には、階段に手すりがついていて、手すりの部分が約10cmぐらいの幅があります。
階段の通路として使える幅は、手すりの10cmを差し引いて70cmぐらいになってしまいます。
ステージアのスタンダードモデルの「ELS-02」やステージアのベーシックモデルの「ELS-02」の場合、奥行きが50cm~57cmですので、何とか通れそうな感じがします。
ですが、エレクトーンは、高さが100㎝~120㎝あり、横幅が110㎝~125㎝ぐらいあるので、奥行では階段を通れても、高さや横幅が大きくて、とても運びづらく分解して運んだ方が良いケースが殆どです。
特に折れ曲がっている階段であれば、エレクトーンの旋回が難しくなります。
階段が折れ曲がっていなくて、まっすぐであれば、エレクトーンを分解せずに移動する事が可能でしょう。
エレクトーンを階段を通って移動させたい場合、大抵が分解が必要なんだね。
廊下の幅をチェック
エレクトーンを違う部屋へ移動させたい場合は、移動経路となる廊下の幅も確認しましょう。
コの字型になっている廊下の場合は、幅がそれぞれ違う場合もありますし、エレクトーンを旋回する必要が出てくる場合は、旋回させる幅の余裕があるかどうか?も確認をしましょう。
注意点としては、ギリギリ通れるではなく、横幅の余裕が+10㎝以上はある必要があります。
設置場所のチェック
エレクトーンの移動後の設置場所でどのような点に気をつければ良いの?
いくつか気を付ける点があるので紹介しますね。
エレクトーンの設置場所としてのキーポイントは、
- 音が外に漏れにくい場所
- 温度、湿度の変化が少ない場所
- 直射日光が当たらない場所
- キッチンなどの水場が遠い場所
が理想的です。
音が外に漏れにくい場所
エレクトーンを思いっきり弾きたい場合は、近所迷惑にならないように防音対策をしておくようにしましょう。
マンションであれば、エレクトーンの下に防音シートを設置するだけでも、音が下の階に漏れにくくなります。
湿度の変化が少ない場所
エレクトーンのような電子機器は、湿度や温度の急激な変化がある場所は、故障の原因になったり、動作が不安定になる場合があるので、エアコンの風が直接当たるような場所は、避けるようにしましょう。
直射日光が当たらない場所
直射日光が当たる場所もエレクトーンの故障の原因になるので、出来るだけ避けるようにしましょう。
どうしても置かなければならない場合は、カーテンなどで工夫するようにしましょう。
キッチンなどの水場が遠い場所
湿気が多いところもエレクトーンの故障の原因にもなるので、キッチンなど水場の近い場所は避けて、水場が遠い場所に設置するようにしましょう。
玄関の幅・部屋のドアの幅
エレベーターのドアの幅と奥行き
階段の幅
廊下の幅
音が漏れにくい場所
温度の変化が少ない場所
直射日光が当たらない場所
キッチンなどの水場が遠い場所
エレクトーンは自力で分解できるタイプと出来ないタイプがある
エレクトーンの分解って自力で簡単に出来るものなの?
自力で説明書を読みながら出来るタイプもあれば、自力での分解は出来ず、専門の業者に依頼した方がよいタイプもあります。
ここでは、分解できるタイプのエレクトーンと出来ないタイプのエレクトーンを紹介させていただきます。
STAGEA ELS-02シリーズ
参照:ヤマハ
STAGEA ELS-02シリーズは、ヤマハのサイトを確認すると、自力での分解や組み立ては、出来ないので、必要な場合は、購入した店か近くのヤマハ特約楽器店に相談してくださいとのことです。
なお、STAGEA 「ELS-01」をバイタライズした「ELS-02」と、「ELS-01C」をバイタライズした「ELS-02C」の場合は、分解や組立を行うことが可能です。手順につきましては、 ELS-01シリーズ取扱説明書を確認すると良いです。
STAGEA ELS-01シリーズ
参照:ヤマハ
STAGEA ELS-01シリーズに関しては、少々手間がかかりますが、自力での分解・組立が可能です。
分解の手順に関してですが、下記URLの「ELS-01/01C/01Xの分解/組み立て」の232ページの「14.付録」のをご確認いただくと良いです。
STAGEA ELB-02
参照:ヤマハ
STAGEA ELB-02に関しては、少々手間がかかりますが、自力での分解・組立が可能です。
分解の手順に関してですが、分解方法は記載されていないですが、下記URLの「ELB-02K組立説明書」を確認いただくと良いです。
STAGEA ELB-01
参照:ヤマハ
STAGEA ELB-01に関しても自力での分解・組立が可能です。
分解の手順に関してですが、分解方法は記載されていないですが、下記URLの「ELB-01/ELB-01K組立説明書」を確認いただくと良いです。
STAGEA ELC-02
参照:ヤマハ
STAGEA ELC-02に関しても自力での分解・組立が可能です。
分解の手順に関してですが、下記動画をご確認下さい。
また、分解方法は記載されていないですが、下記URLの「ELC-02取扱説明書」の200ページの「14.付録」のをご確認いただくと良いです。
エレクトーンを自力で移動する方法
同じ部屋の中でエレクトーンを移動させたい場合は、分解せずに移動させることも可能です。
ですが、重たいエレクトーンになると、約100㎏あるので、一人で無理して運ぶと腰を痛めてしまったりするので、誰かに手伝ってもらって運ぶようにしましょう。
同じ階の違う部屋や2階から1階へエレクトーンを自力で移動させたい場合は、分解して運ぶ必要性が出てくる場合があります。
分解せずに横着して運ぼうとすると、エレクトーンが壊れてしまう事もあるので、面倒ではありますが、分解してから部品を一つ一つ運ぶようにしましょう。
エレクトーンの移動を業者に依頼する場合
エレクトーンを同じ室内の中で移動させるのは、自力でもそれほど大変ではないですが、同じ階の違う部屋へ移動させる場合や2階から1階へエレクトーンを移動させたい場合は、そのまま持ち運ぶとなると、なかなか大変な作業になるので、業者に依頼した方が安全な場合があります。
またエレクトーンを分解して移動する必要性があるけど、分解や組み立てに自信がない場合も業者に依頼した方が良いでしょう。
ここではエレクトーンを業者に依頼した場合の料金相場やどのような業者に依頼したら良いか?を紹介します。
エレクトーンの移動料金の相場
料金 | |
---|---|
同じ部屋での移動 | 4,000円~7,000円 |
違う部屋への移動 | 6,000円~12,000円 |
1階から2階への移動 | 8,000円~15,000円 |
分解・組立て | 4,000円 |
エレクトーンの移動料金は、業者によって様々です。
エレクトーンの同じ部屋での移動や同じ階の違う部屋への移動であれば、作業人数は1人~2人で可能なので、費用は比較的安くで済みます。
ただし、エレクトーンの分解や組み立てが必要で業者に依頼した場合は、別途費用が必要です。
エレクトーンの1階から2階への移動になると、費用は同じ階での移動と比べると割高になってきます。
階数が1階分増えるごとに料金は更に高くなります。
エレクトーンの移動料金は、業者によって大きく違ってくる場合があるので、ただ安心できそうな会社と言って1社だけに見積もりを取るのではなく、出来れば3社ほどの相見積もりを取るようにしましょう。
エレクトーンの移動はどのような業者に依頼すれば良いの?
エレクトーンの移動はどのような業者に依頼すれば良いの?
エレクトーンの移動は、ピアノ輸送の専門業者、引越し業者、便利屋などの業者が請け負ってくれます。
エレクトーンの移動は、ピアノ輸送の専門業者、引越し業者、便利屋の中から依頼すると良いのですが、その中でも引越し業者に依頼すると、費用が一番安くなりやすいので、オススメです。
引越し業者は、荷物の持ち運びのプロですので、エレクトーンに関しても安心して荷物を持ち運んでもらえますし、エレクトーン一つの移動のみでも平日の夕方などであれば、値引き交渉に応じてくれやすく、比較的安くで移動をしてもらう事が可能です。
また、引越し業者の場合は、後ほど紹介する引越し一括見積もりサイトを利用して、相見積もりをすると、価格競争が起こりやすく、費用が安く抑えられたりするのでオススメです。
ピアノ輸送の専門業者の場合は、ピアノの移動であれば、依頼すると良いですが、エレクトーンの場合は、電子機器なので、ピアノ専門業者に依頼するメリットはそれほど大きくありません。
また、便利屋に依頼しても安心してエレクトーンの移動を依頼できますが、引越し業者のように価格競争が起きる可能性がないのと、一括見積もりサイトのような便利屋に特化したサービスがないので、一つ一つ見積もりを取る手間が出てきます。
引越し一括見積もりサイトを利用してエレクトーンの移動の格安業者を見つける
いくつかの引越し業者からまとめて見積もりを取って、少しでも安くエレクトーンの移動をしてくれる業者を見つけたいなら引越し一括見積もりサイトを利用してみましょう。
引越し一括見積もりサイトは、複数の引越し業者に1度の簡単な情報入力で、最大で10社からの見積もりを無料で取ることができます。
また、あなたの地域のエレクトーンの移動作業を請け負ってくれる業者を引越し一括見積もりサイトを利用すると、簡単に見つけることができます。
引越し一括見積もりサイトには、100社~200社位の引越し業者が登録しているので、エレクトーンの移動作業が安くなりやすい引越し業者を見つけることも容易です。
さらには、引越し一括見積もりサイトに登録している引越し業者間で価格競争も起こりやすいく、値引き交渉も応じてもらいやすくなります。
このように、引越し一括見積もりサイトを利用することによって、エレクトーンの移動作業を安く請け負ってくれる業者を簡単に見つけることが可能です。
引越し一括見積もりサイトを利用するメリット
一度の情報入力で最大10社の見積もり金額が分かる
あなたの地域のエレクトーンの移動作業を請け負ってくれる業者が簡単に見つかる
価格競争が起こり、値引き交渉にも応じてもらいやすい
一番安い業者が見つかりやすい
エレクトーンの移動作業にオススメの一括見積もりサイト2選!
エレクトーンの移動の見積もりの取り方
後ほど紹介する引越し一括見積もりサイトにアクセスしたら、上記画像の赤枠の部分の該当するピアノ・エレクトーンの部分に「1」と入力しましょう。
備考欄に「エレクトーンを違う部屋へ移動」「エレクトーンを1階から2階へ移動」などと入力をしましょう。
以下にエレクトーンの移動作業の見積もりを取る際にオススメの引越し一括見積もりサイトを紹介します。
オススメ1位 引越し侍
引越し業者の提携数が業界No1なので一番安い引越し業者を見つけやすい!
最大10社の見積もりが可能!
引越し料金が最大で50%安くなることもある!
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